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2006年9月16日 (土)

「フラガール」アカデミー賞日本代表?

なんだか、公開前から、しずちゃんが松雪をくうほどの好演を見せているとかといろいろ芸能ネタを提供していた映画「フラガール」が、公開直前、またまたデカい話題をぶちあげてくれた。

なんと。来春の米アカデミー賞外国語映画部門の日本代表だそうだ。

リンク: スポーツ報知:松雪泰子胸おどる「フラガール」…主演映画が米アカデミー賞日本代表に選出

女優の松雪泰子(33)が主演する映画「フラガール」(李相日監督、23日公開)が来年の米アカデミー賞外国語映画部門の日本代表に選出されたことが15日、分かった。来年1月、世界各国の代表作からノミネート5作品が発表される。同映画は常磐ハワイアンセンター(現スパリゾート・ハワイアンズ)の誕生までを描いたもの。ダンス教師を演じた松雪は「数ある作品の中で選んでいただき、光栄です」と喜んでいる。

いや、なんというか。
外国語映画部門というのは、ものすごくかいつまんでいうと米映画以外の秀作ということになると思う。毎年、そうそうたる顔ぶれが並んでいるのは周知の事実。ほんとうなら十分作品賞じゃないの?てのもある。それもこれも米作品じゃないということだけだ。

その中に、日本の、それも「フラガール」が?
無論、これは決定ではない。文中あるように、まず各国部門で代表が決まり、そのなかから、ノミネート5作品に絞られる。この選考がいかほど大変なことか。

ちなみに、米アカデミーの選考基準をもう少し詳しくいうと「2005年10月1日から2006年9月30日までの間に初公開され連続7日間以上公開されていなければならない」というもので、その意味でも「フラガール」は基準ギリギリ(公開9月23日。連続7日以上もギリギリクリア)だ。そのことだけ考えても、異例中の異例だといえる。

 公開前の「フラガール」が並み居るヒット作をおさえて、アカデミー外国語映画部門の日本代表に決まった。毎年、日本映画製作者連盟から依頼を受けた専門家が選考しているが、今年は「ALWAYS 三丁目の夕日」「ゲド戦記」「LIMIT OF LOVE 海猿」などのエントリーが見込まれていたという。松雪は「数ある作品の中で、今回選ばれたことは本当に光栄です」と胸を張った。

「フラガール」がすごいと思うのは、まだ公開前ということになるのではなかろうか。今回、初めて日本映画製作者連盟から依頼を受けた専門家が選考していることを知ったが、いや、この選考過程がどんなものだったのか。できればNHK「プロフェッショナル」で茂木センセの解説つきで特集してほしいくらいだ(「ここで、選考者の脳内でアハ体験が起こっているんですね」<オイ)。日本国内での評判よりも、何かもっと重視するものがあったということなのか。
例えば、この物語の設定、炭鉱町、ダンス、そういった要素が、イギリス映画「リトル・ダンサー」に似ているという指摘がある。パクリとかそういう次元の話じゃない。ストーリーの要素の話だ。緩慢で停滞した日常、絶望すれすれの憂鬱、そして希望と達成と再生。あの作品は2000年第73回アカデミー賞で複数ノミネートを果たしているが、例えば、そういった物語の傾向が、海外でも高い評価が見込める、というような判断を導き出したのだろうか?

いや、とにかく、まるでスポ根マンガで、ドジっ娘ヒロインがギリギリ、全日本強化選手に選ばれた、みたいな展開だ。
結果がどうなるか。
無論、最終ノミネーション5作品に入ることを祈っている。

【参考】アカデミー賞のことではいつも参照させていただいているアカデミー賞専門サイト「OSCAR PLANET」さんこちらのこのページによれば、アカデミー賞外国語映画部門に自国の代表を送り込んでいる国の数は、10月中旬現在61カ国だそうだ。各国代表作品名も載っている。こちらを読んで、最終ノミネーション5カ国に残ることの困難さを改めて肝に刻もう。

  

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