2016年8月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ

« 「天保異聞 妖奇士」をみるのなら | トップページ | エロかっこよさ封印?倖田「大奥」主題歌はバラード »

2006年10月16日 (月)

全米映画トップ10(10/13~15)

1.   The Grudge 2---------------2200万ドル

2.(1)ディパーテッド---------------1870万ドル

3.   Man of the Year-------------1260万ドル

4.(3)オープン・シーズン-------------1100万ドル

5.(2)The Texas Chainsaw Massacre: The Beginning--780万ドル

6.   The Marine-----------------700万ドル

7.(5)守護神-------------------590万ドル

8.(4)Employee of the Month------------560万ドル

9.   One Night with the King-----------430万ドル

10.(6)Jackass Number Two------------330万ドル

Thegrudge2_bigreleaseposter_1 1位初登場「The Grudge 2」。いやぁ、やりました。この映画の封切られた話については先日とりあげましたが、いやぁ、大した結果ですなぁ。清水監督すごい。素直にそう思います。これまでアメリカ進出果たして、全米でヒットさせたいっつう願望を抱いたアーティストは、それこそ音楽だ映画だなんだかんだといろいろな方がいるわけですが、音楽では松田聖子でもドリカムでもなくパフィーが、そして映像ではアニメが、続いてホラーがこのように実績をあげたわけですが、なんか信じられないですなぁ。で、個人的にもう全米におけるジャパニーズホラーブームも潮時なんじゃないかと思うんですけど、これが最後の大きな打ち上げ花火ってことでいいんじゃないでしょうか。どうなんでしょうかねえ、3ってありえるんでしょうか。でも、それより、もっと気になるのは、現段階でこの2の日本公開が決まってないらしいってことですね。

Manoftheyear_posterbig_1 3位初登場「Man of the Year」。ロビン・ウィリアムズ主演の、風刺のきいた政治コメディのようです。物語のほうは「政治批判を売り物にしてきたトークショーのホスト(ウィリアムズ)が、ふとしたことで、大統領に立候補することになり、草の根の選挙運動に身を投じる。しかし、彼はマイクを握ってるほうがいいのか、それとも政治家になるべきか?」といったお話の模様。日本でも政治批判のトーク番組いろいろありますけどね、誰もそういう中から政治家に、なんて話にはならないのよね。かえって癒着を疑われてしまうし。しかし、この秋口公開で、政治モノ。こりゃ、ロビン・ウィリアムズもアカデミー賞狙いか? 3位発信は微妙な感じがするが、はてさて。

Themarine_poster_1 6位初登場「The Marine」。海兵隊ですね、じゃあ、海兵隊の活躍を描く戦場モノなのかと思っちゃいますが、どうもそういうわけじゃないようです。「イラクの最前線から不本意ながら帰国した海兵隊員ジョン・トリトン。彼は、妻が、地元の犯罪者集団に拉致されていたことを知る。妻を取り戻すために戦いに身を投じるジョンは本能に目覚めていく…!」というようなお話で、要するに妻帯するランボーかっていうか…。ちなみに、主人公を演じたのは、WWEの人気レスラー、ジョン・シナさんだそうですが、どうも、そちらのほうは疎くてなんとコメントしていいかわかりません。果たしてザ・ロックさんに続くのでしょうか? 健闘をお祈りします

Onenightwiththekingbigposter_1 9位初登場「One Night with the King
旧約聖書に「エステル記」というのがあります。紀元前5世紀、孤児から古代ペルシャ王妃になったユダヤ人女性エステルの物語ですが、なんと、これ、それを映画化したものだそうです。エステル記というのは、ユダヤ人の孤児の少女が王妃様になったんだよ~そう~よかったね~というお話ではありません。

「紀元前5世紀にペルシャを治めていたクセルクス王は命令を拒んだ妃ワシュティを退位させ、大勢の中からユダヤ人孤児の美しい娘エステルを妃に選んだ。ユダヤ嫌いの大臣ハマンは、彼女の育ての親モルデカイに反感を抱き、彼ともどもユダヤ民族全部を滅ぼすことを企てた。それを察知したエステルは豪華に着飾ると命令を待たずに王のもとへ参上して陰謀を暴露した。失脚したハマンはモルデカイのために立てた絞首台に自ら吊るされた」
(美術手帖増刊「西洋絵画の主題物語 Ⅰ聖書篇」より)

貧しくとも正直で慎ましく敬虔で信心深い美少女が、その清らかな魂と行い正しきを神に祝福されて、ご褒美にお妃に出世したとかいうんじゃないんですよ。自分が妃になんか選ばれたばっかりに、反感を受けて、養父や同朋があわや全滅という目にあう、そんな女性の話なんですね。まぁ、古代中近東、あれこれ日本では考えられないスケールと展開を遂げますね。古代中国でも、一族の娘が帝の寵愛をうけたからといって出身一族が滅ぼされそうになった、なんて話ききませんからねえ(後ろ盾がないと苛められるってことはありますが。「源氏物語」の桐壺の更衣みたいに)。
さて、気になる配役は、ヒロイン・エステルにTiffany Dupont、クセルクス王にLuke Goss、養父モルデカイにJohn Rhys-Davies、ワシュティ妃にJyoti Dogra、そのほかピーター・オトゥールに、オマー・シャリフの名前も見えますよ(中近東モノといえば定番なのか彼らは?!)いやぁ、見てみたいなぁ。一体どんな風に仕立てられているんだか…
それにしても、どうして今、エステルなんでしょうかねえ。どうしてこの主題を映画化しようなんて思ったんでしょうかねぇ。なんか、そっちにばかり興味がいってしまいます。いや、無論、純粋に見てみたいですけど。歴史モノ好きですから。でも、どういうわけなんだ。しかも曲がりなりにもトップ10圏内……謎だ。

とまぁ、こんな新顔登場の今週のトップ10ですが、2位の「デパーテッド」。順位は落としたといえども、売り上げのほうは順調に伸びているようで、関係者はホクホクでしょう。
また、順位の変動激しいなか、ファミリー向けアニメ「オープン・シーズン」が順位の中間に留まっているというのは大したもんだと感心しております。

Thequeen_onesheet さて、今週は13位の次の作品をご紹介しておきましょう。今年の賞レースで間違いなく台風の目になるだろうと思われる作品です。ヘレン・ミレン主演「The Queen」、イギリス映画です。あの元皇太子妃ダイアナがパリで衝撃的な死を迎えたとき、イギリス王室の人々、とりわけ現君主エリザベス2世がどのような心境だったのかを描くという極めてセンセーショナルな一本です。今年のヴェネチア映画祭でワールドプレミアを迎え、批評家から絶賛されました。とりわけエリザベス女王に扮するヘレン・ミレンが素晴らしい演技だそうです。しかし、日本じゃまず考えられない映画ですよ……。
で、ものすごい作品なんですが、アメリカに上陸したのは9/29~10/1の週末だったようです。38位初登場、そのときの上映館数はたった1館。そして、38位→18位とあがってきまして、今週13位となったわけですが、これほどのセンセーショナルな作品にもかかわらず、上映館数はたったの46館。いや~(汗)なんだかなぁって感じですが、日本公開されたときは是非ご覧になったほうがいいですよ。

« 「天保異聞 妖奇士」をみるのなら | トップページ | エロかっこよさ封印?倖田「大奥」主題歌はバラード »