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2006年10月25日 (水)

SoftBankのcmにキャメロン・ディアスが出るだなんて!

私はけして、外人女優の出てくるCMが素晴らしいだなんて了見じゃない。CMが面白いのは、外人女優が出てくるかどうかだなんてコトじゃない。ちょっとしたことで面白いのだ。何かちょっとしたこと、ピッと見ているこちらの琴線に触れるモノ、それがCMをただのテレビ広告に留まらない、映像作品とするのである……
な~んて、大上段にかまえちまうこともないんだけどね、いや、久しぶりに…いやいや、ひさしぶりってことはないな、こないだアンジェリーナ・ジョリーのCMにふるいつきたくなったばかりなんだから。
だが、今秋から始まったキャメロン・ディアスのソフトバンクCM、これも、アンジェリーナとはまた違った、魅力あふれる映像に仕上がっていて、非常に贔屓にしている。

ソフトバンクが、今度のボーダフォンからの切り替え劇に一貫してエアロスミスのWalk This Wayを使っているのは、マイクロソフトがいつぞやの新作でローリングストーンズを使っていたことを参考にしているのだろうか。それはさておき、
とにかく、エアロのごきげんな一曲、Walk This Wayに乗って、キャメロン・ディアスがケータイで話しながら歩いている、ただ、それだけっちゃ、それだけのシンプルなCMだ。
キャメロンは黒のスーツ。彼女の鮮やかな金髪がとても映えているスタイルだ。
背景は、さてNYであろうか、厚みのないビジネスケースを提げたスーツ姿の人々が何人も行き過ぎる。
手にしているのはケータイばかりではない、肩にさほど大きすぎないバッグをかけ、もう一方の手には、バインダーと何かのパンフに、そしてメガネケースであろうか、それらをもって軽快なフットワークにあわせて、彼女は大きくうちふって歩む。
と、ふと、時計にめをやり……
あ~っとっとっとっ、脇の下にはさんでいたバインダーほか荷物をおっことしちまった。
慌てて拾い上げるキャメロン、しかし、その間も、まったくケータイを耳から話さず、ひたすらしゃべりまくる……
そして、なおもWalk this Way……
ざっとこんな内容のCMであるのだが、

いやぁ、ベタなんだけどね、ありがちだと思うんだよ、こんな状況設定。
だのに、なんてキャメロンがやると、新鮮で、はまってる!と思えるんだろうね!
もう、NYを舞台にした映画のワンシーンみたいだとか、いや、これだけで一篇の物語だとか、なんか極めてベタなことを言い出しそうな自分がいる。

色味もいいよな。
全体に、冴えた、シャープな明るいグレーの背景、いや、見ようによってはシルバーにも見えるほどの、本当に冴えた背景の中を、黒ひといろを身につけた金髪のキャメロンが闊歩する。
アクセサリーといったら、耳元のイヤリング(ピアス?)のみ。だから、さっきもいったとおり、彼女の金髪がもう一つの装身具のよう……
何より彼女の体全体のパフォーマンス…表情、口元、手つき、足さばき、そのいずれをも、寸暇を惜しんで仕事ばなしをしているNYのキャリアウーマン、という風情が出まくっている。いや、それもまたベタな設定なわけだけど、だけど、それをここまでストレートに見るものに素直に思い浮かばせられるというのも、また、アッパレではないか。
しかも、このキャリアウーマンは、ただ仕事が出来るというだけではなさそう、ちょっとおっちょこちょいな個性をもにじませている……うん、この30秒たらずの映像のなかで、それだけ感じさせるんだから、やっぱキャメロンいいよ。

同じように金髪美女がケータイを使いながら車を見るというCMのユマ・サーマンに全く心震わさせられないのだから、やはり、このキャメロンはいいんだよ、うん。

【追記】
あのキャメロンのよさをひとことでいえば「キャラたってる」んだよな、つまり。

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