2016年8月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ

« 岩井俊二が 市川崑を撮る! | トップページ | ケヴィン・スペイシー、ケン・ラッセル作品に出演 »

2006年11月 2日 (木)

「椿三十郎」45年ぶりリメーク、主演は織田裕二ィ?

一昨日から、なぜか「椿三十郎」でご来訪の方が多いなぁと思ってみたら、実はこういうことだったらしい。

リンク: 織田裕二が時代劇初主演「椿三十郎」45年ぶりリメーク:芸能:スポーツ報知.

三船敏郎さんと黒澤明監督がコンビを組んだ代表作「椿三十郎」(1962年)が、俳優・織田裕二(38)主演でリメークされることが12日、東宝から発表された。角川春樹氏(64)がプロデューサーを務め、森田芳光監督(56)がメガホンを執る。9月中旬にクランクインし、来年公開される。緊迫感のある殺陣、すさまじい勢いで噴き出す血しぶきなどがどのようによみがえるか注目だ。

いや、ビックリ。
…いや、いい意味で、ではない。私は、デビュー当時ならいざしらず、現在の織田裕二については、日本の芸能界で、映画スター気取りの軽薄才子としか思っておらず、したがって、彼のごとき軽薄な小者がよりにもよって、あの、日本芸能界と映画界に燦然たる名声を残す三船敏郎の、あの映画「椿三十郎」で主演をするだなんて、言語道断としか思えないからだ。

記事内でもかかれているとおり、この作品は「黒澤明監督と三船敏郎さん。20世紀を代表する名監督と名優が、脂の乗り切った時期に世に送り出した不朽の名作」だ。それを織田裕二が……しばし絶句するのは私だけではないはずだ。

しかし、メガホンをとる森田芳光監督はそうは思っていないらしい。

 角川春樹事務所は昨年5月、黒澤監督の代表作「椿三十郎」「用心棒」のリメーク権を取得。そのことを知った森田監督が「三十郎は織田裕二で」と春樹氏に売り込み、春樹氏×森田監督×織田裕二の組み合わせが実現した。織田は89年に緒形拳主演の「将軍家光の乱心 激突」(降旗康男監督)に出演した経験はあるが、時代劇主演はもちろん初めて森田監督も本格時代劇は初体験になる。

森田監督から「僕にとっては『三十郎』は織田裕二君しか考えられない」と指名された織田も、気合十分。「これ以上ないプレッシャーですが、森田監督からの指名にこたえられるよう、ともに闘ってよい作品にしたいと思います」。既に7月から殺陣のけいこがスタート。衣装合わせに立ち会った関係者によると、たたずまいも三十郎そのものだという。

マジすか?

でもって、森田監督もなぁ……確かに、一時期は邦画の才子だと思ったものだが、しかし、脂ののっていた黒澤明に比肩し得る映画人になったとご自分を評価なさっているのだろうか? …普通なら「その意気や良し」と応援したいところだけど、モノが黒澤「椿三十郎」なだけに、ちと、過大評価じゃないの…、という……。

で、プロデューサー御大はなんといっているかというと

春樹氏は「『椿三十郎』は原作があるので、オリジナルのシナリオ通りにやる。ただ、監督も主演も代わるわけだから、現代風に練り直してつくれば若い世代も興味を持ってくれるはずこのリメークで黒澤作品の偉大さを再び世に問い直したい」とコメント。森田監督は「クロサワ映画を見たことのない若い層にとって、その入り口になれば幸せですし、映画ファンには同じベース(シナリオ)が時代の経過によって、どう違うものになるかの楽しみ、過去の名作の検証、映画そのものの奥深さを味わっていただければ、と思います」と話している。

クロサワに現代風リメークなんて必要かしら、とか、わざわざ別に入り口作らなくてもかつての娯楽時代劇だったころのクロサワは若い奴でも入りやすいよ、とか、余計なことせんでもクロサワの偉大さは誰にでもわかるんじゃない、とかって、この二人にいっても、馬耳東風なんでしょうなぁ。

まぁ、しかし、角川春樹氏は、なんのかんのいって、出所してから「大和」だ「ジンギスカン」だ、そして「椿三十郎」だと、話題性のある素材に手をつけて、大々的にやってますわなぁ。そこは大したもんだと素直に思う。
(ただ、問題は、あまりに内向き、つまり日本国内でしか受けてないんじゃないかってことなんだけど。劇場版「デスノート」の海外での受けのよさとかを、ハルキさんはどう思っているのやら)

クロサワリメークというと、ちょっとジャンルは違うかもしれないけど、アニメ「SAMURAI7」を連想する。いや、あれは、大胆かつ斬新な面白い翻案モノとなったと思う。まぁ、後の展開をオリジナル尊重派は評価しないかもしれないけど。ヘタをすると、アニメで作ればよかったじゃん、なんてなことを言われないといいけどね。
でもまぁ、そういうことを視野に入れる人たちじゃないよなぁ。

やっぱなぁ、個人的に、織田って椿三十郎の柄じゃないっつうか……なんか違うって感じがするけどなぁ。う~ん、だったら誰をイメージするかっつうと、ぐっさんこと山口智充なんてどうだろう? しっくりくると思うなぁ。う~ん……見果てぬ夢だなぁ……。

しかし、三船=織田となったのはわかったんだけど、仲代の役は誰がやるんだろう…? 椿三十郎だけじゃないからねえ、あの話のキャラは。こりゃ、けっこう、若手のイケメン男優たちが出てくる可能性が……。ああ、でも角川春樹のつくる映画だからなぁ、織田よか実力のあるようなホンマモンの役者なんて採用されなかったりして。はてさて、どうなることやら。
いや、ホンネをいえば、織田をくっちゃう男優の登場を期待してますけど(ニヤリと黒い笑い)

クランクインは9月中旬。黒澤監督が“拠点”とした東京・世田谷区砧の東宝スタジオを中心に約2か月間で撮影し、来年公開される。

しかし、こないだ中村勘三郎の45年ぶりの映画主演の話をして、そのとき、「隣のスタジオで『椿三十郎』を撮ってたんだよね」なんてな勘三郎丈の話を紹介したばかりだったのに、まさか、時をおかず、その隣でやってた「椿三十郎」リメイク話が聞こえてくるとは思わなかった。で、世田谷の東宝スタジオって、とこですかね、「やじきた」撮るのも? いや、スケジュールは違うかもしれないけど、また隣で撮りあってたら面白いわな(笑)。

でもって、東宝さん、いっそ「ゴジラ」も復活させちゃえば? え?あれは45年ぶりじゃないって? こりゃ失礼しました。

【追記】
ちょっとググってみたら、なんかこのニュース、とっくに新作情報として通知済みの話で、今頃知ったのはオイラぐらいということなんだろうか。いや、eiga.comで取り上げられてるのが、今年の7月だよ。 なんてこったい、オイラ、情報に乗り遅れちまったぜ! で、こちらの記事よると、「用心棒」もまたリメイクするつもりらしい。……でも、主演が決まっていないんだとか。
じゃ、そっちこそ、ぐっさんで、是非!

ま、この話が改めてニュースで流れたのって、9月から撮影に入って、で、予定どおり2ヶ月で撮影終えて、こないだまで4作連続テレビ放映で巷で話題の「踊るレジェンド」にでも対抗して話題つくりでもりあげようとした……ってことですかね。 ←この段、全面的な私の勘違いでしたね。

« 岩井俊二が 市川崑を撮る! | トップページ | ケヴィン・スペイシー、ケン・ラッセル作品に出演 »