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2007年2月16日 (金)

ベルリン映画祭はじまってたのね

いやぁ、今年ももうベルリン映画祭が始まってたんだねえ。

カンヌ、ヴェネチアに比べて、いまひとつ注目されてないような気がする当映画祭。ま、それも仕方がないかしら、という気がする。というのも、新作映画のお披露目の場という感じのカ・ヴェにくらべて(春の新作:カンヌ、秋の新作:ヴェネチア)、あの大作がいよいよ公開!などということもなく、出品作の行方もまた、カ・ヴェの出品作が米アカデミー賞をにぎわしているのに比べると、そうそう世界の映画祭・映画賞を沸かしている、ということもないようだからだ。

じゃあ、ベルリン映画祭って大したことないの、というのは早計だろう。そういう、映画賞がどーしたとか、しがらみや、目先の欲得がないだけに、拾いモノがあるような気がする。そして、しがらみが少ないからだろうか、カ・ヴェよりもさらに政治色の強い作品が集まってくる、そんな気がする。

だから、地味なんだけど、骨太で、しっかりした映画祭のような気がするんだよね。あ、これって、まるっきり、ドイツに関するパブリックイメージ?

で、今年のベルリン映画祭の概略はどうなってるんだ?

さてさて、今年は、2月8日からだったのか。で、閉幕は18日? なんだ、どうなってるんだと思った頃には終わりか…まったく、自分の迂闊さに泣けてくるワイ。

で、共同通信によると、

コンペ部門の22作品発表 ベルリン映画祭 (共同通信)

 【ベルリン22日共同】世界3大映画祭の一つであるベルリン国際映画祭の事務局は22日、来月8日に始まる第57回映画祭で最高賞の「金熊賞」獲得を目指すコンペティション部門の22作品を発表した。17作品が世界初演、日本作品の出品はない。同映画祭は2月18日までで、コンペ部門の授賞選考と発表は17日に行われる。日本からは他の部門で「武士の一分」などが上演される。

と、ワールドプレミアは17作品もあるんだねえ。
で、コンペ作品は22本。そのうち、日本作品はなし、と。これで、ますます日本マスコミの注目は少なくなる、というわけだ。

ちなみに、コンペ22作品のうちわけが気になるヒトは、こちらをご覧アレ。

ベルリン映画祭開幕 「武士の一分」など出品 (共同通信)

 【ベルリン8日共同】世界3大映画祭の一つ、第57回ベルリン国際映画祭が8日開幕した。18日までに約370本が上映される。日本からは山田洋次監督の「武士の一分」、松本大洋氏原作のアニメ「鉄コン筋クリート」、桃井かおり監督の「無花果の顔」、蜷川実花監督の「さくらん」などを出品。最優秀賞の「金熊賞」を狙うコンペティション部門の審査と発表は17日だが、今回は日本作品はない。

とはいえ、日本映画の話題作は上映されるようだが、これは特別上映とか、招待作品なのかな? どういう扱いなんだろうか。
「さくらん」は特別招待作品らしい、え!現地で花魁道中やったって? そりゃあ、見ものだったろうなぁ……画像を探してみよう。「武士の一分」はパノラマ部門オープニング作品とな。それはどういう部門なんだろうか。映画祭って部門がよくわからんのだよねえ……

あと、例の「硫黄島からの手紙」も上映されたようだ。

新作よりも、古きよき名作が評判をとっているのかもしれない。

岡本喜八作品ベルリンでよみがえる (スポーツニッポン)

 映画「江分利満氏の優雅な生活」「肉弾」などの傑作を残して一昨年2月、81歳で死去した故岡本喜八監督の偉業が日本時間10日、開催中の第57回ベルリン映画祭でよみがえった。9本が順次、特集上映される。

コンペ部門に出品はないが、これは長編映画という話し。実は短編映画部門では、日本映画がコンペ部門にノミネートしているそうだ。eiga.comによれば、これは31年ぶりの快挙だそうだ。

多数のTVCM、ミュージックビデオなどを手がける映像製作会社teevee graphicsの小島淳二とラーメンズの小林賢太郎がコンビを組んだユニット「NAMIKIBASHI」の手がける短編「謝罪」が、2月8日から開催される第57回ベルリン国際映画祭の短編コンペティション部門に出品されることになった。76年「彫る/棟方志功の世界」が金熊賞を受賞して以来、ベルリン映画祭の短編コンペティション部門に日本作品が出品されるのは31年ぶりとなる。

あと、本日、ワイドショーを流し見ていたら、日本の選挙を扱ったドキュメンタリー映画が現地で大層関心を呼んでいるそうだ。地方選挙に出馬して当選したとある候補者の選挙戦を追った内容で、いわゆる日本式「どぶ板選挙」という奴。その、ひたすらに有権者に挨拶し、自分の名前を連呼して、政策など語りもしない日本式選挙活動に、ドイツ人のみならず海外の観客は、目がテンなのだそうな。
映画ってのは、もっとも手っ取り早く、その国を学ぶことのできる教材になりうると、日ごろ思っているが、これは現代ニッポンを諸外国に知ってもらうための意義ある作品かもしれない。

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