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2010年4月 7日 (水)

土地と「筆」

宮崎県の小学校校庭に、自分の土地があると権利を主張し、ミカンを植えて逮捕された男の話には、大変驚かされたのだけど、

この学校の校庭について、こんな続報があって、またまた驚かされた。

ミカン苗木の公的、ほかに個人名義の土地3筆(読売新聞)

宮崎県日向市立幸脇(さいわき)小学校の運動場に所有権を主張する男が、ミカンの苗木約130本を運動場に植えたとして逮捕された事件で、市は、学校敷地内に他人名義の土地がほかに2人分計3筆あることを少なくとも数年前から把握していながら、所有権移転登記をせずに放置していたことが分かった。

どうなってるざんすか・・・

不動産登記簿によると、問題の土地3筆はそれぞれ面積が664平方メートル、783平方メートル、257平方メートル。日向市の80歳代の男性が2筆、宮崎市の70歳代の男性が1筆の所有者になっている。

 2筆を所有する男性によると、親族から2006年に土地を相続。その後すぐに学校敷地内にあることを知り、市を所有者とするよう、市側に申し出た。市は「すぐ名義を変える」としたが、変更の手続きを取っていないという。

 男性側は過去、市に固定資産税を払っていた時期もあったという。男性は「土地は学校が長年、使い続けており、『学校の土地』と、私も納得している。早く名義を市に変更したい。なぜこんなに時間がかかるのか分からない」と話す。

 1筆の所有者となっている男性も取材に応じた。過去に固定資産税を支払ったことはなく、「支払う金が発生しなかったので、所有権のことはそのままにしていた」という。

 威力業務妨害容疑で逮捕された同市幸脇、無職福田究容疑者(59)の事件については、「市の対応にも問題があると思う。早いうちに処理しておけばよかったはず」と話していた。

学校敷地内には、この2人の計3筆のほか、福田容疑者の父名義の1筆1447平方メートルを含め、3人分4筆計3151平方メートルが他人名義のままになっている。

 市教委は、1925年(大正14年)に岩脇村(現・日向市)が学校用地拡張のために地主5人から土地を購入したと主張。その中には、この3人の土地が含まれていると強調している。

 市教委は「なぜ他人名義のままなのか分からない。申し訳ない」と説明し、手続きを進める考えを示した。(江崎宰、甲斐也智)

ほんと、なんで名義をちゃんとしなかったのだろうか・・・

とはいうものの、今度の騒動を起こした福田究容疑者と、そうでない他の土地権利保有者とでは、雲泥の差がある。

福田容疑者は59歳、ほかの方は80歳代に70歳代だというが、一度、学校に差し出したら、それはオカミのもの、という潔さというか物分りのよさ。日本の公は、これまで、こうした民間の物分りのよさに支えられてきたような気がする。それは社会の中にある暗黙の了解であり、不文律であった。常識・良識という言葉に置き換えてもいいのかもしれない。福田容疑者の罪は、それを認めず、おのれの権利に執着したことであろうか・・・

世代的なものなのか、それとも、社会崩壊の一環か・・・学校というものは、これまで、十重二十重に、こうした良識・暗黙の了解に守られてきたところだと思うのだが、学級崩壊にしろ給食費支払い拒否にしろモンスターペアレンツにしろ、みな従来の良識を認めず従わぬところで共通しているような気がする。そして、良識無視は、土地や建物といったモノ的なものにまで及んだということだろうか・・・

ところで、土地の権利みたいなものの単位って「筆」っていうんですね・・・今回の件で初めて知りましたw

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