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2011年7月 9日 (土)

映画「列車に乗った男」

実際に見た作品についても「観ないでモノを云う」カテゴリというのもなんなんだけど、まぁ、最後、観ない作品についてもモノをいってるのでいいか、ということで。

KSBで、パトリス・ルコント監督の「列車に乗った男」を観る。

最近のこの深夜映画枠は、いいのをやってくれる。
2000年に入ってからの、これ観たかったのよねw的作品が毎週のようにかかるのだから堪らない。

この作品については、実は、ちょっとしたことから興味を惹かれて、丁度観たいと思っていたところだったのだ。ナイスタイミングとはまさにこのこと。

さて、実際に観て、感想だが

実にいい。

なるほど、ルコント監督、さすがとしかいいようがない。

これは、心に残る話だ。

四の五の、余計な御託はいわない。いいものはいい。

変な話だけど、アニメ「カウボーイ・ビバップ」の中に、こんなエピソードがあってもおかしくないなあと思ってしまった^^; というか、「ビバップ」のエピソードのなかには、似たテイストのものが実際にある。

ところで、これを観たいと思ったちょっとしたコトというのは、
この映画がアメリカでリメイクされ、リメイク版でジョニー・アリディがやっていた役を、U2のドラマー、ラリー・マレン・Jrが演じるというのを知ったからなのだ。

正直、このフランス映画のよきエッセンスと、フィルム・ノワールの結合のような、良作を、リメイクだなんて、野暮としか言いようがないと思ったのが、オリジナルを観た直後、なるほど、この男をラリーが演じたら、それはそれは、絵になることだろうな、と思ったのも事実だった。
特に、ラストシーン、男が●●に●●シーン、全世界に数億の女性ファンがいるというラリー・マレン・Jrのことだから、その数億の女性が、双の瞳から涙をちょちょぎらせることであろう!(すみません、数億は言い過ぎかもしれません、でも、U2で一番女性ファンが多いのは、ラリーさんのはずです)

劇中、ロシュフォールに「私は刺繍以外、たいていの良家の子女ができることならできる」といわしめてるルコント監督であるが、この作品だけでなく、監督の作風には、どこか女性的な(いい意味での)、たおやかさというか、やさしさがあるような気がする。ただ、やさしいだけでは留まらず、その結末には、人生の哀しさ、苦さがきちんと織り込まれてるのだけど・・・そんな監督の作風を反映してであろうか、ハリウッドリメイクでメガホンをとるのは、女性監督であるらしい。ロシュフォールの役は、ドナルド・サザーランドだそうだ。今年のカンヌマーケットで上映されたらしいが、米リメイク版も見てみたい。ラリーさんが、実際、どんな風合いでフィルムに納まっているのか、おおいに興味がある。

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