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2011年8月29日 (月)

真希波・マリ・イラストリアスは好みだ、レイには及ばないにしてもw

さてさて、ともかく「ヱヴァ・破」を観た。

なんといっても、今回の目玉は、例のうわさのメガネっ娘だろう。
したら、冒頭から期待を裏切らぬ大活躍。旧作・テレビバージョンにも、旧映画バージョンにも出てこなかった、NERVユーロ支部の北極基地?とやらで、第3使途と派手にたちまわってるじゃないの~。
(ここで、この北極のベタニアベースとやらがなんなのか、あとで少々調べさせられたが、まぁ、もうそんなこと調べたって結局は無意味なんだろう・・・我ながら醒めているw)

しかし、少々気になったのは、この少女のセリフの説明チックなところw。
彼女に絡んだところは、全面的に旧作になかった新しいところなわけで仕方ないのかもしれないが、しかし、ここまで解説させなくとも・・・忙しくて当人にそんなこと言えるヒマはないような気もするし、これが、シンジだと、ミサトやリツコが冷静に解説していたことが殆どだったから、余計にそう思うのかもしれない。まぁ、真希波・マリ・イラストリアスは、シンジ・レイ・アスカに比べ、「自覚的で、覚悟があって、裏にも通じている」キャラのようなので、それでもいいのかもしれない。だが、急ごしらえだのなんだのというセリフは、あの場面では、モニターしているベタニアベースのユーロ支部の諸君にいわせたほうが相応しかったように思えるのだなぁ・・・加持は諜報活動は長けてても、エヴァの戦闘とか門外漢だろうし。やはり、非日本語セリフでそこまでやるのは大変だったのか??

で、次に感じたのは、マリの登場によって、よりアスカがうざく感じられたこと・・・いやいや(汗)、そんな天下のアスカファンの皆様を敵に回すようなことは口が裂けても申せません(汗々)。じゃなくて、マリの登場によって、チルドレンたちが、やたら盛り沢山になっちゃって、なんだかバランスがとれないなぁ、みたいな気分になっちゃったのだ。

テレビバージョンのときの、アスカの掘り下げのようなことは、映画の尺を考えたら、この先できないだろうから、こうなると余計、ただの小うるさい小娘に成り下がってしまいそうで・・・今回のマリに比べて、インパクトでアスカは劣るような・・・いや、これは単に、私がアスカが好きでないから、そう思うのかもしれない。正直いってテレビ版で、あのコがうざくてうざくて・・・毎回、ああ、しゃーしい。きゃんきゃん吼えるスピッツ娘がwとうんざりしながら見てたもんだから。いや、もう、私は、レイ派ですから。
てか、エヴァって、レイこそが要。レイとシンジの物語だと思ってましたから、あの「Air/まごころ」で最後、シンジとアスカになっちゃったときは、もう、心底イヤでイヤで・・・w

あ、脱線脱線w。

ともかく、マリにえらい尺取られてたって感じがしたのは事実。後半のエヴァ裏ワザ・ビーストモードのこととか(それにしても、暴走の可能性があるってことは、エヴァ製作者たちもわかっちゃいたし、実際、シンジ君が初号機でやっちゃったりもしてたけど、それをモードとして操作方法として確立させてあるってのはね~。大体、エヴァって動かされるのは、この物語世界では今がお初なんじゃないのかねえ??そうじゃないのかなあ。あくまで、十数年ぶりに使徒が来たっていうだけで、かつても来たことがあるのかねえ。とでも思えないマリの動きのよさでありましたよ)

思うところは多々あるが、しかし、マリは、アスカとの対比から確立していったキャラなんだろう。

エヴァのキャラ造形は、AであるところのA1と、A2という感じの対比になっているものが多い。

たとえば、「”父の娘”であるミサト」と「”母の娘”であるリツコ」であったり、

「”人と使徒とのハイブリット(少女)”であるレイ」と
「”人と使徒のハイブリット(少年)”であるカヲル」とか。

あくまで想像の域をでないが、碇ゲンドウは「人類を補完状態という淀みのなかに停泊させようと錨を下ろす男」であり、加持リョウジは「あくまで舵をとろうとする男」であったろうとも思っている(だから、旧版では、加持リョウジの死以降、急速に滅びへの傾向を強めていく。それは希望や未来へ進む舵が失われたからだと解釈する次第である)。

そのデンでいくと、じゃあアスカはなんなのか。
「エヴァに母をとられた息子・シンジ」に対する、「母をとられた娘・アスカ」だと考えている。
彼らの母親のエヴァとの関わり方も好対照である。
「エヴァとの研究において、肉体を失った(が存在は磐石である)女・ユイ」に対して
「心を壊し(後に残った肉体も無残に散っ)た女・キョウコ」といった具合に。
(もしかすると、彼女たちの夫との関わり方も対照的かもしれない・・・「夫に崇拝された妻であるユイ」に対し、キョウコは・・・)

だから、まぁ・・・シンジの相方として、ある意味、相応しいっちゃ、ふさわしいのかもだけど・・・でも、やっぱ、エヴァってのは、シンジとレイでなくっちゃイヤなのさw

マリは、アスカのもついくつかの属性と対照をなす。
ともにエヴァをたくみに操縦するというところでは同じだが
「表面的なことしか知らない娘・アスカ」と、
「裏の裏まで知り尽くしている娘・マリ」といった具合だ。
はたまた、日本人と外国のハーフだが、アスカは日米、マリは日英といった具合。
(アスカが、日独のクォーターってのは知ってますよ。でも、『ラングレー』ってのは米艦ですから、彼女の属性は米国でよろしいんではなかろうかと)

というよりも、マリのキャラ造形においては、アスカをたたき台にし、アスカの要素を幾分もっていって作られたとしか考えられない。

「破」で目に付く旧版との違い、そのうちの一つ(アスカファンにとっては最大のものかもしれない)、アスカと加持リョウジとの関係性は、完全にマリに移行された要素であり、属性である。

これ、もたせたままだと、あといくつ映画つくっても足らないでしょうからw
テレビで、それも一年通して放映で50数話てなら、そういう設定にして、マリに食って掛るアスカって場面もつくれたでしょうがねえ・・・www

また、そう考えると、一度はNERVを去ることにしたシンジが、再びエヴァに乗るまでのくだりで、旧版での加持の役割を、マリが務めているのも、物語的の構造上、スジが通っている。マリは、アスカのみならず、加持リョウジの一部をも持ってできた子供なのだろう。

エヴァのみならず、加持の表しか知らないアスカに対して、裏の加持を知るマリであり、
そして、シンジに対しても、ああして、こんこんと諭すマリに対し、「あンたバカぁ?」と素直になれず声を荒げるアスカという具合なのだろう。

以上、雑駁ながら、私なりの真希波・マリ・イラストリアス考である。

しかし、まぁ、このマリを迎え、さらにカヲルくんまで槍もってやってきて、ヱヴァ新作はどういう結末を迎えるのだろうか。

「ヱヴァ 破」を観た

昨日の金曜ロードショーで、「ヱヴァ・破」を観た。

新作ヱヴァについては、もう劇場には足を運ばないでもいいと決めた・・・。テレビで見られるなら、それで充分である。それに、近頃テレビをアクオスに買い換えてから、けっこうウチ映画も観られるようになったのだ♪・・・閑話休題。

個人的に、エヴァンゲリオンはもろ手を挙げて賛美したい物語ではない。ただならぬ作品であることは認める。だが、過去のバージョンがいずれも、ひっきょう「滅びの物語」でしかなかったことを考えると、私は、このような物語は認められない。

あいや、またれよ。これは、あくまで私見である。

だが、私には、すったもんだエネルギーの大量浪費の挙句、人類が滅びました、と綴られた物語としか思えなかったのだ。
もちろん、もっと肯定的に、感動的で素晴らしい物語だったと解釈する人々がいることも了解している。

これは、ひとりのアンチエヴァ人間のたわごとと思ってくれていいのだが、ガイナックスがエヴァで動くたびに、日本には不景気な事件が起こる。今回、破のテレビ放映が表明されたあとも、何かあるだろうなと思っていたら、案の定、国債評価が引き下げられた。新作Qは2012年秋公開予定とのことだが、次回もきっと何かあるだろう・・・(さすがに、2012年人類滅亡は信じてないけどねw)

エヴァという作品そのものは、莫大な利益をあげている、稀な成功作品にもかかわらず、なぜか、この怪物が動くとき、実世界には、不景気きわまりない事件が起きる・・・この物語が孕む「滅びのベクトル」を考えると、どうも、不気味なシンクロニシティーに思えて・・・

まぁ、そんなこともあって、早いとこエヴァには終わってほしい。あとは、「ああ、そういう名作(迷作)があったね」と、人々の記憶に収めて、ときおり虫干し程度の開陳をする、そういう扱いになってほしいと、切に願っている次第だが、

まぁ、新作をつくるって、いっちゃった以上、しょうがない。こちらも成り行きは気になるので、ここまで来たら「毒をくらわば皿まで」である。テレビなら、特に懐も痛まないしねw

・・・(汗)。

・・・我ながら、前置きが長い。

・・・アンチなくせして、結局エヴァから離れられない、しょーもなさを、言い訳してるようで、実にカッコ悪いね、トホホw

さてさて、とにかく、「ヱヴァ・破」を観た。(続く)

2011年8月25日 (木)

芸能界というコップの中の嵐~紳助引退騒動

これは、ニッポン芸能界村の大ニュースなのだなあ・・・そう思った。

ある大物芸能人が引退を表明した。島田紳助である。

漫才師として一斉風靡してのち、政治討論番組の司会すら務めるなどマルチな活躍をし、いちタレントの枠をこえ、プロデューサー的辣腕を振るい、多くのタレントから慕われるのみならず、タレント以外にもさまざまな事業にて成功を収めているという、こうしてみても、ひとりの男として、まことにキラキラしい業績であるなあと、感心させられる。そのスタートがヤンキーあがりの芸人であったなど、にわかには信じられぬ、《現代の偉人》ぶりである。

しかし、その、稀に見る成功者が、突如、引退を表明する。原因は、つきつめれば、暴力団とのつながり、であるようだ。

マンガ「電波の城」で、ちょうど、テレビ界の問題に、ヤクザがのりだして解決させるというくだりがあった。なんとなく、マンガのなかで、ヤクザ同士が、当事者にかわって、問題解決に「話し合っている」場が、脳裏に浮かんだ。成功者であればこそ、紳助もまた、ああした解決に頼らざるを得なかったのだろうか・・・

が、しかし、時代は、もはや、そうした黒い解決策を、是とはしないのである。

まぁ、それはそれとして、

紳助の問題は、芸能界を支える大黒柱の一本が、突然、なくなったかのようなものだろう。その衝撃のほどは、わかる。わかるが、お茶の間にいてテレビを眺めている自分としては、そんなに重大事とは思えないのである。

紳助が引退を表明した夜は、ちょうど民主党の次期党首候補に、前原氏が立候補するのが濃厚と報じられた夜でもあった。

翌日、新聞の一面こそは、前原氏であったが、テレビは圧倒的に紳助に時間をかけている。

まぁ、仕方ないんだろうなあと思う。最初にいったとおり、これはニッポン芸能界村の大ニュースであり、テレビとしては、ニッポン永田町のニュースよりも、大事だろうからだ。

つまり、テレビにとって、政治よりも、紳助のほうが、自分たちに密接であるのだということ。

フジテレビ韓流問題に際して、「新聞社・報道者が、テレビ媒体も握ってることが問題だ」といった人がいたが、テレビ媒体は、新聞社よりも、芸能界のほうに密接な関係があるのかもしれないと、今回の一件で思わされたのであった。

そんななか、

そこまで騒ぐことなのか?島田紳助引退から1日、枝野官房長官にまで質問およびうんざりの声が噴出(シネマトゥデイ)

こういう記事を書く、シネマトゥディは、やはり日本芸能界をメインに扱っていないからであろうか、興味深い視点であるなと思わされた。

いや、ほんと、リビアのことも気になるし、アメリカ東海岸の地震も気になる。どれほど偉大であろうと、所詮ニッポン芸能界村のいちタレントごとき、それらに比べれば、いかほどのニュースバリューがあるのだろうか。

2011年8月22日 (月)

今更いっても詮無いが

今年の24時間テレビが終わった。

徳光さんは、無事、マラソンを完走しおえた。まずは、その無事をことほぎ、敢闘を讃えたい。

讃えたいとは思うが、がしかし

私は、なおもモヤモヤが収まらない。

70代の、すでに人生の現役にない、しかも現役時代アスリートでもなんでもなかった男性に、24時間のマラソンを強いることに、なんの意味があったのか。

「感動したでしょう?」と、お叱りを受けそうだが、

感動よりも先に、不安と、疑問と、憤りのほうが先にたったのは、私がどうかしているからなのか。

「といっても、徳さん無事完走したんだし、終わりよければそれでいいじゃん!」とかいわれそうだが、なんだか、それじゃあ、何も変わらないような・・・

いろいろな疑問がある。まず、24時間マラソンなるものは、ほんとうにやる必要があるのかということ。

そもそも、24時間テレビが始まったとき、そんな企画はなかったのだから・・・

それとも、なにか。24時間マラソンがなきゃ、募金の集まりが悪いというのだろうか。

誰かが24時間走ってる、誰かを24時間走らせる、そうしなきゃ集まらない募金なんて・・・(><;

ほんとうにやる必要があるのかといえば、24時間テレビそのものがそうだ。

それも、今年のような、発電状況が悪くて、節電節電ゆうてるときに・・・

それでも、まだ24時間テレビにはチャリティーという大義名分があるからいいかな・・・どこぞの27時間テレビなぞは、それこそ放送する価値があるのかという・・・(><;

もう全て終わったあとだが、それでも問いたい。ほんとうに、こんなことはやる必要があったのか。百歩譲って、必要性があるのだとして、24時間マラソンの走者が70代の徳光さん以外になかったのか。

ほんとに、毎年思うことだが、24時間テレビは、愚にもつかない祭りになっていく・・・

さぁ、今年の祭りも終わった。そして、今年の祭りによって、来年へのハードルは更に高くなっていく。来年のランナーは誰だ? 70代が走り抜けたのだから、80代にでも頼むか? 感動を求めて、点滴セットを併走させるような、ヨイヨイの爺様にでも?

それとも、24時間マラソンというのは、なにかの行なのだろうか? 日テレというか、24時間テレビの黒幕が、世のため人のため、チャリティーのため、どこぞの神様に願掛けでもしているので、必須なのだろうか?「神様、今年も24時間という過酷な行をおこなわせますので、どうか、どうか、貧しい人や病気で苦しんでる人にお力を・・・」とか?

そうだとしたら、24時間テレビ側が、何がなんでも走者をたてようとするのも、わかるような気が・・・・・・・

するわけないだろッ(# ゚Д゚)

プロダクションIGとCLAMPのコラボ・・・いいですか??

正直、「BLOOD-C」には驚いた。

月刊「ガンダムエース」でだったかな、アニメ雑誌の広告ページに
このアニメの、ヒロインの絵があって、それを見たのだが

プロダクションIGと、CLAMPぅ?@@;

と、しばし絶句した。

正直いって、「BLOOD」は、最初の「ラスト・ヴァンパイア」が好きなので、
その後のテレビアニメ作品には、なんかテイストが違って、受け入れがたいものがある。

しかし、今回の、CLAMPのものは、なんつうか・・・

プロダクションIGのふんどしで相撲をとるなCLAMP! というか

CLAMPの絵柄に頼るなんて、どうかしてるぜプロダクションIG! というか

そんな気分なのである。

で、地上波のほうは、私の住んでるエリアでは未放映だったが、
先日から、アニマックスのほうで放映が始まったので、ちと観てみた。

どうでもいいが、ことあるごとに、田舎だ田舎だと強調し、嘆息する登場人物たちはどうにかならんのか@@;

てか、そのナリは、どう考えても田舎の学生じゃないだろう@@;

丁寧にセットされていたり、カットが洗練されていたり・・・髪形がどうみても都会

あの黒と赤の上下に、襟元に鎖?状態のネクタイとめ?という制服も
里山風景の田舎町には相容れない。

それにしても

プロダクションIGには、キャラデザと、シナリオライターが不足しているとでもいうのだろうか

CLAMPに依存するということは、それが原因としか思えない。

しかし、「BLOOD」的世界にCLAMPよりも
西尾鉄也的な、パキっ、とした絵柄のほうが、あうと思うんだけどなあ・・・

脚本については、業界、人材余ってるような気がするんだけど・・・

いずれにしても、この「BLOOD-C」、一年通してみるのは苦痛のような気が・・・(;;;´Д`)ゝ

2011年8月19日 (金)

なんたる粗相

最初、このニュースをきいたときは、「さては、御大、ボケたか?」と思いました・・・
フランスの大物俳優・ジェラール・ドパルデューが、飛行機のなかで放尿したという。

フランスの名優G・ドパルデュー、旅客機の座席で突如放尿!(ハリウッドチャンネル)

フランス映画界を代表する名優のひとりであるジェラール・ドパルデュー(62)が、酔っぱらって飛行機の座席でおしっこをするという失態を演じたことが複数のメディアで報じられた。

16日、パリ発ダブリン行きのエアフランスに乗っていたジェラールは、シートベルト着用サインが点灯している間に尿意をもよおし、フライトアテンダントにトイレに行かせてほしいと訴えたのだという。

ダニエルと名乗る乗客は、この一連の騒動についてフランスのラジオ局Europe 1に次のように証言している。

「ジェラールは『とにかくおしっこがしたいんだ!今すぐしたいんだ!!』と叫んでいました。フライトアテンダントは、今はトイレに行くことを許可できないので飛行機が巡航高度に達するまであと15分待って下さいと言ったんです。それが気に食わなかったんでしょう、ドパルデューさんは突如立ち上がりズボンのチャックを下げると、私たち他の乗客が見ている前で、座席の通路におしっこしたんです!」

「フライトアテンダントは唖然としていました。彼は明らかに酔っぱらっていましたよ。それは誰の目にも明らかでしたね」。

この件に関しエアフランスの広報は、「我々はドパルデュー氏が飛行機の中で放尿したという事実のみ確認しています」とコメントしている。

いやはや、なんともはや・・・でござるε-( ̄ヘ ̄)┌

ところで、この一件、ドパルデュー、しらふだったとか、ペットボトルにしようとしたんだけどうまくいかなくて通路にいっちゃったとか、いう話も伝わっている。

ペットボトルだなんて・・・オンラインゲームの廃人じゃあるまいし (ノ∀`;)
まぁ、あの巨体で、もれそうもれそう、と慌てふためいてるときじゃ、無理だよね

まあ、いずれにしても粗相であることには、変わりない・・・

2011年8月18日 (木)

牙狼 TV第二シーズン!? 

全然しらなかった!そんな、素ン晴らしいコトが決まっていただなんて!

リア・ディゾンが銀幕デビューと聞いて、一体、どんなしょーもないシロモンなんだろうと思っていたら・・・

牙狼スピンオフ、京本政樹扮する魔戒騎士キバの物語ですとー!!!!!(゚ロ゚屮)屮

いや~、牙狼がレッドレクイエム以降も続いていたってのが嬉しい。
《グラビア界の黒船》リア・ディゾンが、雨宮ワールドの美意識によって、どんな艶姿に仕上がっているのか大いに楽しみである。

しかし、驚きはそれだけではなかった・・・

牙狼が、今年10月からTV新シリーズがスタート・・・ですとーーー!?!!(゚ロ゚屮)屮

しかも、これ、去年、明らかになってんじゃん・・・

知らなかったなんて、

知らなかったなんて、

ああ、なんて不届きなファン・・・Orz

まぁ、今年の秋は、「相棒シーズン10」よか、こっちのが楽しみかもーo(*^▽^*)o

2011年8月17日 (水)

再結成についてのスティングのコメント

デイリーテレグラフ紙のインタヴューらしいのだが、
去年、スティングが、ポリス再結成の可能性を否定したというニュースがあった模様。

スティングは、再結成を、離婚したカップルがよりをもどしたのに例えたとのこと。

「ザ・ポリスを作り上げた人間が、まるでママとパパがヨリを戻すように一緒に、観客の心情をつかみ取る事が出来た。だけど離婚した妻ともう一度やり直して生活したい人間なんて本当にいるかね? オレはやらないよ。もうやってしまったから、これ以上必要ないね」

え(゚0゚)、いるじゃないですか、そういうひと。

あなたもよくご存知の、アンディ・サマーズ氏ですよ!
(アンディと、愛妻ケイトさんは、ポリス加入前にアメリカ滞在中に知り合い、結婚[互いに初婚ではない]。ポリスがビッグになり、アンディがバンドに振り回されていくにつれ、気持ちが離れ離婚。だが、ポリス休止後の86年に奇跡的に復縁いう経緯がある。)

まぁ、ねえ、こういうトコロもまた、この二人の関係を考える上で面白いっちゃあ、面白いんだけどw

さて、デイリーテレグラフでスティングは、次のようにも語っている。

「再結成は簡単じゃなかった。目新しい物がなかったしね。新曲はないし、新しいエネルギーはないし、あの機会を新たなステージに移行する為のプラットフォームにするっていう情熱も無かったね」

「あれは重要な事だと思わせるのに最高の時間だってことがひらめいたんだ。純粋に“思い出”の為の仕事だったんだよ」

再結成ツアー直前、アンディのほうは、できれば新曲も、なんていったり、BBCのインタヴューで2009年にスチュが、またやりたい、みたいなことをいったりしてるけど、結局、ポリスとして、新譜どころか新しいものは、なにもなかったという・・・まぁ、「ポリス・インサイド・アウト」をきっかけに、かつての日々は、そう悪いものじゃなかった、という共通認識が芽生えて、丁度30周年だし、てことで始まった、文字通りの「メモリアル・プロジェクト」だったわけですなあ・・・それ以上でもそれ以下でもなかったと。

まぁ、スティングも、新曲を発表しなくなって久しいからなあ。私が知らないだけかもしれないが、聞こえてくるのは、昔の作曲家の曲をやってみるとか、ポリスの楽曲をオーケストラにするとか、そんなのばっかりな気がするし。

意地の悪い見方をすると、・・・才能が枯れてしまったことが明らかにならないように、巧妙に立ち回っているともとれる。

スティングは、かっこ悪いことはキライでしょうからなあ。ヘタに新しいもん作って、それが世間から相手にされない、なんて、屈辱的なこと、絶対にしないでしょうなあ。

まぁ、ポリスファンとして、あの再結成ツアー時の活動が、なんら新しい作品に繋がらなかったというのは、残念なことだけど・・・これで、よかったのかなあ・・・

2011年8月13日 (土)

アンディ・サマーズ 新作映画で音楽を担当

ポリスのメンバーで、映画といったら、
かつてスティング、いまスチュワート・コープランドというのは常識の観があるが、

IMDbを観ていたら、アンディ・サマーズが新作映画のcomposerとしてクレジットされていることを発見。

Good O’l Boyという作品で、2013年アメリカ公開予定。

どんな作品なんだろうとプロットを眺めてみると、「1979年秋に、あるインド人家族がアメリカに移住してくる・・・」とある。

インドときて、ははぁと納得。

たったこれだけの情報だが、アンディのインドへの傾倒がどのような音楽となって映像を彩るか楽しみになってきた。まだ撮影にも入っていない状況なので、はたして完成するかわからないけど、出来上がったら日本でも公開されるといいなあ。

にしても、一時期、インド系移民一家がひきおこす事どもを描いた映画が英国で流行っていたけど、これって、もしや、英国映画のハリウッドリメイクとかだったりするのかしら・・・

アンディで映画といえば、映画化決定といわれて久しい「ONE TRAIN LATER」だけど、こちらは、現在ポスプロ中とのこと。プレミアは来年のサンダンスかなあ・・・

2011年8月12日 (金)

それはトライアングルではなく、Tスクェア

ポリスとは、ロック界最強のトライアングルだ――などという決まり文句があるけれど、

トライアングルというと、△、整った正三角形を思い出す。

それは、極めて安定した形で(もっと安定してるのは、□、四角形だろうけどw)
活動休止してしまったポリスのイメージとは違うな、と思っていた。

ふと、興にそそられて、ポリスメンバーのホロスコープを作ってみた。

アンディ、山羊座、
スチュ、蟹座、
そして、スティング、天秤座――

ホロスコープ上で、これらの星座を確認していて、はたと気がついた。

こりゃ、Tスクェアじゃんかよwと。

蟹-山羊:180度
天秤-蟹、天秤-山羊:ともに90度

なるほど、これならば、納得だ。

ポリスとは、音楽業界において、Tスクェアを体現したバンドだった、のかもしれないw

そう考えると、よく5年もったものだwなどとも思えてきて・・・( ´艸`)

「ポリス・インサイド・アウト」

アマゾンにより購入し、ようやく鑑賞する。

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2008年来日コンサートに行けなかったのは痛恨の極み~ポリス熱再び

最近、ポリス熱が再発している。

というのも、次の2作品をようやく鑑賞したからだ。

1)「ポリス・インサイド・アウト」
2)アンディ・サマーズ自伝「ONE TRAIN LATER」

(2はもちろん原書でなく日本版なんだけど、「ポリス全調書」なんてタイトルになってて、あまりに、あまりなんで、原題のままでいく!)

1)については、そういう映画があることは公開前に知っていた。がしかし、
瀬戸内海のほとりの一地方都市に住んでいる自分は見に行くことが出来ず、
ええいwそのうちDVDが出るだろう、と待っていたら、いつ発売されていたかすら
気づかず、今になってしまったという・・・orz

2)については、実は、出ていたことさえ知らなかった・・・@@;
1の購入にあたってアマゾンを検索していたら、出てきて、古本だというのに値段も省みず購入w

で、1)→2)の順番で見たのだけど

いや~・・・もう、どちらも、よくて・・・

そのあとは、YouTubeで、ポリス関連動画を見続けですよw

特に、2008.2.14の東京ドームでのコンサートの様子とか見ちゃったら、たまらなくなりましたねえ。

ああ、どうして、自分は、見に行かなかったのか、と!

もう、絶対、再々結成ツアーなんて、ありえないでしょうねえ。
結局、新譜録音なんかもなかったし・・・

この先、彼らが、またひとつになるなんて日は、考えられない・・・

それだけに、このステージは見逃しちゃいけなかったのに・・・!

でも、実際に行くとしたら・・・・・かなりの困難でしたがね・・・いろんな意味でw 

グスン (ノ_-。)

2011年8月10日 (水)

欧州極右主義と韓国のプライドが戦ったらどうなるだろうか

欧州では、いま、とんでもないことが起きつつあるようだ。簡単にいうと、道理(寛容)がひっこんで無道(不寛容)がまかり通りつつあるといった感じ・・・。

いま、CSのAXNミステリチャンネルで、「ミレニアム完全版」を放映中である。この北欧発世界的ベストセラーについて興味はあったものの、小説も映画も手付かずであった自分は、これをいい機会と、録画・視聴している。
で、
本編の前に、作者スティーグ・ラーソンと「ミレニアム」についてのドキュメンタリがあり、録画はしないまでも興味を感じて見ておいた。スティーグ・ラーソンが元来はジャーナリストであり、晩年は政治雑誌「エキスポ」を創刊し、編集長を務めていたこと。取材対象は、スウェーデン内のファシストや、人種差別問題、女性問題。その件で、脅迫を受けていたことも度々で、身辺には細心の注意をはらい、住所はあきらかにせず帰宅時には少し手前のバス停で降りるなどし、さらにいざというときのためにパートナーであった女性とも正式の結婚はしていなかったという(結局これがあだとなり、この実質妻であったのに彼女は「ミレニアム」関連の膨大な遺産をビタ一文手に入れることができなかった)。しかし、それでもラーソンらの取材対象であるファシストなどは、編集スタッフの住所など個人情報を調べ上げていたということ・・・。
番組内では、実際の脅迫電話の録音を公開。ユダヤ人排斥シュプレヒコールを万歳三唱のごとく最後に叫んで締められていた。それは、英国のスキンヘッドや、ネオナチと同種の団体という印象を受けたのだけど、それが、現代のスウェーデンにおいてジャーナリストが追うべき社会的主題なのだということに、私はかなりの衝撃を感じた。

そこへ例の、ノルウェーの事件である。

欧州をイスラムの支配から守るため、本来の同胞である自国民を大量虐殺するという、やってることの矛盾ぶりや、これまで様々な極右団体に接触していながら、そこに入り込めず個人で暴発するしかなかったことから、結局は、わが国における秋葉原殺傷事件の犯人のように、仲間のいない寂しい奴だったのではないかと思ったりする。

こいつの理想郷が、移民に厳しい韓国やわが日本だというのが、なんとも不本意である。伝え聞くところによれば、アンネシュ・ブレイビク容疑者は、おのれの精神鑑定を日本人にやってもらいたがってるという。日本人ならば自分の考え方を指示してくれるはず、とでも思ってるんだろう。いやはやまったく、こいつの脳内ニッポンなど知ったことかクソったれめ!という気分である。

いずれにしても、欧州には、反イスラムに代表されるアンチ多文化主義、排他的主義、非寛容が、ひたひたと深層心理を浸しつつあるのかなと想像されたのである。すでに、数年前から、選挙において、民族主義的というか、反移民を掲げる政党が躍進していることもあるし。

さて、そんな欧州で、新たな事件が・・・

韓国人女性がドイツで「目が小さい」と暴行を受ける、人種差別か(サーチナ)

ドイツ誌『デアシュピーゲル』によれば、マグデブルグに住む韓国人女性が7月、9歳と6歳の子どもを連れて電車で遊園地を向かう際、あるドイツ人女性からタバコの吸い殻を投げつけられた。韓国人女性が「なぜこんなことをするのか」と抗議すると、女性は近づいてきて韓国人女性を殴打した。韓国人女性と子どもが驚いて声を上げると、ドイツ人女性はさらにその韓国人女性の首を絞めたという。

 『デアシュピーゲル』によれば、ドイツ人女性は韓国人女性に対し、大声で「目が小さい」と叫んでいたという。その後、電車の乗客からの通報で電車はストップし、ドイツ人女性は警察に逮捕されたという。

まぁ、これが見過ごされず、きちんと狼藉モノが逮捕されたというのが救いである。

これがまかり通るようになってしまったら、いよいよ欧州の良識ある時代は終わった、ということになるだろう・・・

しかし、ここで、ふと思った。
韓国人の気性の強さ、激しさは、つとに知られるところである。顔が同じだからといって、日本人のようだと思っていたら大間違いだ。何かあれば、火がついたように激昂するだろう。

欧州の排他主義者どもは、日本人のようだと思って舐めてかからないほうがいい。彼らのガッツは凄まじいのだから。

ちなみに記事によると、この事件のあったマグデブルグはドイツ中東部ザクセンアンハルト州の首府で、人種差別の激しい地域だという。今後はその地域性にも注意しないといけなくなるのだろうか・・・

2011年8月 9日 (火)

結局、モテる奴が、女をもっていく・・・w

加藤茶(68)が、23歳の女性と再婚したというのが話題になっている。その差、45歳!

それに触発されたかのように、マチャアキ(65)も再再婚を発表し、こちらは22歳年下・・。

いやはや、なんともはやである。(^^;

ちなみに、私がこのニュースを聞いて真っ先に思ったことは、
こういう老齢男子がいるのに、いまだに未婚の志村けんって一体、ということでしたが。

結局、モテる奴はモテる。どんだけ年くってようと、モテる。
おのれの恋愛を、最終決定するものは、年齢ではない、ということだなあ。

ところで、加藤茶の23歳夫人の父親が37歳っていうのに驚いてるのは私だけですか?
37ってことは、14歳んときの子
しかも、お母さんは44歳で、つまり7歳姉さん女房・・・
てか、21歳で14歳の男子に手を出すってのは、え・え・え?@@;という感じなんですが・・・

ま、まぁ、深く考えないでおこう・・・(^^;

しかし、カトちゃんて、68歳だったのかぁ・・・私の好きなアンディ・サマーズが今年の誕生日で69歳だから、あ、つまり二人はいま同い年ってわけだ@@;

2011年8月 4日 (木)

韓流ブームって、いつからだろう? そして、いつまでだろう?

高岡某のつぶやきで、いわゆるブームとは違った意味で、熱い注目を集めた韓流ブーム。

ふと気になった。

そういや、この韓流ブームって、いつ頃からだっけか??

韓流ブームといえば、冬ソナの熱狂から、という短絡的な認識により、
冬ソナについて、ウィキチェック。
それによると、
NHKが当時の衛星第2で放送したのが、2003年4月~9月
続いて当時の地上波・NHK総合で、2004年4月~8月

「冬ソナ」が2004年の流行語大賞上位にノミネート。

恐らく、今に続く韓流ブームの先鞭として、冬ソナが大ブレイクしたのが2004年。
流行語大賞のことからもわかるとおり、年間を通して席巻したってことだろう。
うんうん・・・だんだんと記憶がよみがえってきたぞ。
小泉純一郎が、チェ・ジウ嬢に鼻の下のばしてたり、
その次に首相となった安倍の細君が「冬ソナ」ファンでハングル習い始めたりしたんだっけ。

じゃあ、2004年から、今の今まで、韓流ブームはずっと続いてる、ということなんだろうか?

ウィキでは冬ソナのほかにも、韓流も記事になっているので、そちら見てみる、と!

韓流(ハンりゅう、かんりゅう、Korean wave)とは、日本でで2000年(平成12年)頃から2005年(平成17年)頃にかけて起きた韓国大衆文化の流行を指す言葉である。」

え?2000年頃から2005年頃にかけて???

じゃあ、今は?

とてもじゃないが、ブームが廃れたという実感がないんだけど・・・

気を取り直して、2000年?そんな頃、韓流ってあったっけ??と思って、記事を読み進むと、映画「シュリ」が2000年。ああ、なるほど。確かに、韓国エンタメって凄いのねと実感させられた覚えがある。

ウィキの「韓流」記事の映画の項を読むと、日本における韓国映画の興行的ピークは2005年。翌2006年には公開本数が半減。「ヒットの目安とされる10億円を超える興行収入を得た映画はなかった」。東芝エンタティンメント社長は「韓流ブームも終焉を迎えた」と語ったそうな。映画の興行のみならず、DVD販売も低迷を始めたとある。
2007年以降、日本での公開本数は更に減少し、「興行収入10億円を達成した映画はおろか、週末興行成績でトップ10にすら入ることができなかった」。

「シュリ」からすると、えらい凋落。

映画だけではない。テレビのほうでもだ。
円安ウォン高傾向に伴い、2005年後半からは民放地上波では専用枠として放送されていた韓流アワー、ドラマチック韓流れが打ち切られ深夜帯の放送となった」とある。

ふむ・・・なるほど、とすると、韓流は2005年ごろまで、とされるのが、納得されるような・・・

だが、だとすれば尚のこと疑問が残る。
そのような実情なのに、なぜ高岡某のつぶやきが出たのか?反対意見も多いが、賛同者もけっして少なくない。「いまの日本の様子はおかいし。洗脳であるかのように、韓国のコンテンツがあふれている」と感じるほどに・・・。

彼らが問題視している韓流コンテンツは、テレビドラマやK-POPであろうか。

K‐POPに関して、ウィキ「韓流」記事では気になることが書かれている。
「2008年(平成20年)9月のリーマン・ショック以降、韓国ウォンが1997年(平成9年)のアジア通貨危機以来の安値まで暴落し、値を戻しながらも円高ウォン安傾向が続いているため、日本にとって韓国人アーティストは安価な労働力と化した

変な話だけど、かつて日本の製造業が、コストの問題から、人件費の安い中国の工場で作らせていたことが思い出される。

単なるエンタメの話と思って考えてきたけれど、洋楽の歴史などと違って、日本と韓国のエンタメ現代史には、何度となく、両国の通貨の話がでてくる。つまり、その時々の、両国の経済事情が密接に絡んで、コンテンツの買い付け、芸能人のギャラなどに跳ね返ってきているようだ。

ということは、いま、韓流ドラマが日本のテレビに溢れているようにみえるのは、一時期、ウォン高によって手控えていたのに、リーマン・ショック以降のウォン安で安く買い付けられるようになったから、また大量に入ってきた、ということ?

そして、K-POPアーティストがMステに毎週のように登場するのも、彼らのギャラが安いから?

バカなコトを思いついてしまったのだが・・・
少なくとも、K-POPや韓流タレントの、『日本侵攻』を食い止めたいのであれば、彼らの「人件費」を上げるのが一番手っ取り早いのかもしれない・・・そうしたら、企業は自分たちのソロバンをはじいて、自主的に判断するのじゃないかな??www

本当は、もう韓流ブームなんて終わってるのかもだなあ。
だけど、あたかもブームが続いているように見えるのは、エンタメで利益を得る企業や団体が、本来、自然な形で終焉に向かっていたブームを無理やり、燃料を投下し続けて、維持させているからなのかも・・・。

なるほど、それが問題か。

ふと考える。ここに、一世を風靡したスナック菓子がある。それを製造・販売する企業にとって、ドル箱の目玉商品だ。だが、悲しいかな、人気は下火になりつつある。企業は、商品の売上のため、必死に営業努力する。CMをうち、売り込みのなお熱心になる。それは問題であろうか。

自然に発生し、自然に消滅するべきブームを、人為的に持続を諮ること。それは、下火になってるスナック菓子の延命を図ることとは、やはり、程度が違うかなあ・・・

2011年8月 3日 (水)

わが国の観光に芸能は不可欠なのか

物語が――媒体はなんでもいい、映画でも小説でも、ヒット作であればなんでも――現実世界に影響を及ぼすことがある。その顕著な例の一つは、観光だろう。

舞台となった実際の街に、ファンは来訪する。あたかも、イスラム教徒のメッカ巡礼のように。

「ミレニアム」のヒットで、ストックホルムにはミニガイドつきのツアーが3カ国分あるそうだし、「ダヴィンチ・コード」のときは、ヨーロッパ各地でそれが発生したとか。ルーブルのガイドにもそのテーマのものがでたんじゃなかったっけ??リンチのドラマ「ツイン・ピークス」にも架空の町なのにもかかわらず、ロケ地巡礼のツアーがあって話題になったものだ。そうそう、韓流ブームで日本人の韓国旅行はひきもきらない。「冬のソナタ」ロケ地巡礼は定番中の定番。

私もやったことがある。ロンドンに旅したとき、名探偵ホームズのベーカー街221Bに足を運んだ。ホームズ博物館では至福のときを過ごした。

イギリスにはそういうところが多い。ピーターラビットの物語に惹かれ、新婚旅行は英国ウィンダミアの湖沼地帯にしたという女性を知っている。ダンナの意向は無視だw

そんな風に、あるフィクションのファンが、その舞台となった実在の街などに足を運ぶというのは、ある種、作品が至った幸せな境地であろうと思う。

しかし、こういうのは、どうだろうか。

「水戸黄門」やめないで・・・水戸市長らが要望(読売新聞)

TBS系の人気時代劇ドラマ「水戸黄門」の年内終了が決まったことに対し、主人公の水戸藩2代藩主・徳川光圀(1628~1700年)にゆかりのある茨城県の水戸、常陸太田、那珂3市の市長らが2日、東京・赤坂のTBSテレビを訪れ、番組継続を要望した。

 要望書では「水戸黄門の終了は、3市を訪れるファンやお迎えする私達にとっても残念。地域の観光資源に大きな影響が及ぶ」としている。これに対しTBS側からは、「重要な番組だからこそ、視聴率が下がっての打ち切りという形でなく、惜しまれつつ終了したい」と説明があったという。

 同番組は1969年から放送されてきた長寿番組。

地域の観光資源に大きな影響が及ぶ・・・っていうけどさ・・・

ホームズを見なさい。別にテレビドラマがあろうがなかろうが、映画があろうがなかろうが、『聖地』を訪れる『巡礼者』は世界中から引きもきらない。ホームズというコンテンツが、地球上のあらゆる文明の記憶から消えない限り、巡礼が途絶えることはないだろう。

水戸黄門は、すでに物語の枠をこえ、テレビドラマ作品というのにも留まらず、日本の文化的アイコンとして定着している。水戸市長は、黄門様の底力を不安視することはないのではないかねえ。

それにしても、日本の観光には芸能が不可欠なのだろうか。芸能というか、芸能的コンテンツが・・・毎年のNHK大河ドラマは、観光を左右するみたいだしさぁ。

でもねえ、本当は、その作品が素晴らしく、ファンがその舞台になった所に行ってみたい・・・と思うのが、筋なんじゃないだろうか。

だから、今後、水戸黄門はその実力を試されるのかもしれない。黄門さまの魅力がファンに根付いていれば、彼とその物語を慕って水戸を訪れるファンは皆無ではないはずだから。

でも、幕末歴史モノのファンのほうが、黄門さまファンよか実際に現地に足を運びそうだけどw

2011年8月 2日 (火)

フジ韓流問題で思うこと

テレビ鑑賞記というより、テレビ騒動記というカテゴリを新設したくなるのが、
昨今話題の、宮崎あおいのダンナによる、フジテレビ韓流偏重を批判するつぶやき・・・

実を言うと、フジの韓流偏重について、私が知ったのは、次のネット記事を見てだった。

韓ドラぶっ続けのフジ局内から「まるで韓国のTV局だ」の声(NEWSポストセブン)

この記事の日付、7月8日。(雑誌としては、週刊ポスト2011年7月15日号)

記事の中では、こんなことが書かれている。

7年連続視聴率3冠王のフジテレビだが、昼の2時台、3時台とぶっ続けで、韓流ドラマの2本立てを放送していることに対し、局内では批判の声も上がっているという。

「最近までは、4時台まで韓流ドラマ3本立てをやっていました。韓流ドラマは主婦層にファンが多く、放映権料を支払うだけで、手軽に手堅い視聴率が望める。数字はいいのでしょうが、“まるで韓国のテレビ局だ”と局内からも批判があった。制作費削減の折、しかたがないのかもしれないが、これじゃ若いスタッフが経験をつめない」

高岡某がつぶやいたのは、これから十数日後。この記事を読んでわが意をえたのか、それとも、同時多発的に、いきすぎた韓流ブームに問題意識を持つ人が増えてきたのか・・・

実を言うと、自分は、この記事をみるまで、フジのそんな実情、まったく知らなかった。
もちろん、自分は現在、瀬戸内海のほとりのいち地方都市に住んでいて、首都圏のことなどわからないということもある。

実際、わたしの地元のフジ系列局では、午後、フジのドラマを再放送している。いや、ざっと見渡してみて、韓流ドラマの放送はないみたいである。

それに、自分の視聴する局は、ほとんどNHKとテレ朝。たまに日テレ系(「コナン君」とか「鉄腕DASH」)とか、テレ東系(「男子ごはん」とか「やりすぎコージー」とか)、さらにたまにTBS系とか・・・

まぁ、NHKでは、韓国の歴史ドラマをやってるようだけど、テレ朝は、昼下がりは、土ワイ再放送から始まって、自局のさまざまなミステリの再放送で、あっという間に夕方になってしまう。

はっきりいって、私の生活には、まったく韓流の入り込む余地はない。昔、「チャングムの誓い」をやっていたときに見ていたぐらいだ。まぁ、歴史モノならともかく、韓国ドラマの現代もの、ラブコメものは、どうも見ていて居心地が悪くてたまらない。映画はいいのがいっぱいあるんだけどねえ。「殺人の追憶」とか、そういうのは好きなんだけど、テレビドラマのほうは、ちと見るのが辛い・・・

まぁ、そんな自分にとって、今回の高岡某のつぶやきは、まったくピンとこないのである。フジがいやなら、他局をみればいいのだ。さらにいえば、CSを見てもいい。海外ドラマだって面白いのが沢山ある。

ミステリチャンネルでいまやってる「ミレニアム完全版」はいいぞ~、なんたって、一作を1時間枠で全4話でじっくり見せてくれるのだ。ドラマがつまらなければドキュメンタリーもいい。ヒストリーチャンネルに、ディスカバリーチャンネル、アニマルプラネットだっていいぞ。

話がそれたw

まぁ、フジ韓流問題について、もう少し突っ込んで言わせて貰えば、フジテレビといえば産経新聞。右翼的というか国粋主義的というか。対外問題では、日本バンザイ、アンチアジアな傾向に満ち満ちたところ、そういうイメージが私にはある(意見には個人差があります)

その産経新聞の親戚筋、フジテレビが、視聴率がとれるという目先の利のために、ほいほいと、韓流ドラマに頼る。ここが情けない。実に不甲斐ない。

まして、フジといえば、かつてドラマ・バラエティの分野で他の追随を許さない圧倒的勝者であったはず。そのとき量産した作品が、コンテンツとしてあるはず。どうせ再放送として梅草にするなら、自作品を大事にすればいいのに・・・他国の作品を垂れ流すしかないというのは、あまりに不甲斐ない。

いまや日本アニメの傑作・名作の評価を固めている「ヤマト」「ガンダム」だって、本放送は視聴率が振るわず打ち切りになり、再放送でリピートされることで、ファンを増やし評価を高めてきたというのは周知の事実。

時代が違うのだ、テレビ局の懐事情が違うのだ、といってしまえば、それまでだ。

さて、
高岡某のつぶやきは、そのテレビ業界内に生きる者としては、いささか逸脱したものだったかもしれない。彼は、テレビ業界人としてよりも、いち視聴者としての自分を優先してつぶやいてしまったという印象がある。

当初、そんなことになったのは、なによりフジが好きだからという気持ちだからではないかと考えた。
彼ぐらいの世代にとって、テレビはNHKより、テレ朝よりも、まずフジ!ということなのではなかろうか。
フジテレビは好き。でも、いまのフジテレビは自分の好きな番組は何も流してくれない。
他の局はだめ、他の局は、もっと自分の好みではない・・・
そういう気持ちが、あのつぶやきの背景にあるのか、そんな風に思ったものである。

だが、もしかすると、週刊ポストの記事あるように、経験をつむことのできない若手のスタッフの現状を憂いということもあったろうか・・・まぁ、わかんないけど。

しかし、この事件、どこまで続くのだろうか。
茂木センセや浜村御大が出てきたり、ついには議員の片山さんやら、元横浜市長・中田さんやら、ついには、あの元自衛隊の田母神さんが「公共の電波を使って韓国の情報戦略に協力することは止めてもらいたい。しかし、どこからかカネでも出ているのかもしれません」とつぶやいちゃったりしたらしい。(「韓流偏重批判」巡りネット大騒動 著名人から共感の声、フジ抗議デモ告知:J-CASTニュース

そういえば、
週刊ポストの記事が出てた頃、太陽はかに座にあった。
かに座というと、身内を大事にする保護主義的傾向。
他国の文化作品を、自国のメディアが垂れ流すということに抵抗を感じる発言が出たのも頷ける。

だが、いま、太陽は獅子座にある。
獅子座といえば、エンタメ、ショービズの星。
もっと、その筋にそって考えてみるのでいいのではなかろうか。へんに政治的な方向にもってかないで

そうすると、浜村御大がいったように「韓流は素晴らしい」で結論が出てしまってる感じもするが、
まぁ、その素晴らしいものに負けないコンテンツだって日本にはあるのだしね。
テレ朝の「相棒」シリーズとか、
おりよく話題になってるNスペ「未解決事件」シリーズとかね。
どちらもフジのものじゃないけどね・・・だから、素晴らしいものをフジがもう一度生み出せれば済む話かもしれないねえ??

さて、高岡氏の件で改めて思ったのは、ツイッターの難しさ。
まぁ、かつてのHPや、ブログでもあったことで、同じことは媒体を変えても繰り返される。
どうもテレビ業界人という立場を忘れ、いち視聴者の気分でものをいいすぎちゃったのじゃないかなあ、それが高岡氏の敗因てことにならないかなあ。
まぁ、そのあたりのことを、改めて考えさせてくれたのが、
「高岡さんのこと(夕刊ガジェット通信)」であった。

「未解決事件」に関連して

さてさて、まだ自分では「未解決事件」の衝撃が後を引いている・・・

で、あれこれ、ブログ検索が止まらない。

いろんな感想がある。頷けるもの、そうでないもの・・・

「グリコ森永事件」を「戦後犯罪史の転換ポイント」とする意見には、
いや、それをいうなら「3億円事件」のほうだろう・・・と思ったり。

「グリコ森永事件」でもって、昭和を総括するのも、やはり違和感があるし・・・

ところで、グリコ森永事件のあと世間の注目の的となった日航機墜落事件、
これが、実はグリコ森永事件と関連があるのでは、という話があるというのは
前のエントリでもふれたが、

いわく、

グリコ森永犯人に脅迫をうけていた企業の社長が、この日航機に乗っていた・・・
日航機の墜落は、グリコ森永犯人たちが引き起こした爆破によるものだった・・・
犯人たちが捕まらなかったのは、このとき、脅迫対象の社長ともども死んだから・・・

で、このとき、日航機に乗っていたは、たしかハウス社長だったと思うんだけど

ネットには、不二家社長だったという説が流布してるんだね・・・

不二家の銀座本社の土地を売却させたがってた人たちがいて、
そのために、グリコ森永事件の犯人を雇うだかなんだかして
不二家に脅迫させ、
日航機を社長ともども爆破・墜落させた・・・
これに震え上がった不二家首脳部が、売却に応じた

というのが、ネットに流布する言説の大筋なんだが、

たしかに不二家は銀座の一等地に本社をもっていた。
そして、それは現在土地ともども売却されている。

でも、それは、2006年期限切れ牛乳使用問題で、世間から糾弾され
当時の会社の業績が危うくなったためのもの。
売却されたのも春の決算期だったか、とにかく2007年のこと。

つまり、これ、デマですよw

ウィキをみると、確かに不二家も、脅迫を受けていたってことだけど。
むしろ不二家脅迫だと、注目すべきは、謎の通信のほうだろうし・・・

2011年8月 1日 (月)

NHKスペシャル新シリーズ「未解決事件」 開幕

NHKスペシャル「未解決事件」を見る。

こういってはなんだが、当日の新聞、ラテ欄をみて、このタイトルが我が目に飛び込んできた。有無を言わさぬものがあった。事前にまったく、この番組について予備知識はなかった。
傑作の予感・・・そして、予感は外れなかった・・・!

面白い。実に面白い。
さすがNHKといわしめる見ごたえ。
30日の放送を見終えて、まるで運動をしたかのような疲労感さえあった。
31日の分は、途中で体がついていかず、録画してあるのをいいことに、数時間、休まねばならなかったほどだ!
見るのに体力の要る番組など久しぶりだ・・・。

この見ごたえは、まれに見るボリュームにあるだろう。
基本、NHKスペシャルは、一時間以内。シリーズものなら全5回とか全12回とか、それを連続して全体を形成していくわけだけど、この「未解決事件」シリーズは、その従来のNスペの枠組みをとっぱらっている。二日に渡る3部構成、トータルで4時間近く。これだけでちょっとしたミニシリーズの趣がある。それでじっくり見せるのだから・・・体力のない中年がみるだけで疲弊するはずであるw

ドキュメンタリー×ドラマというスタイルも面白い。これまでも歴史モノやら、再現ドラマはあったけど、今回のドラマ部分はそれとはケタが違う。上川達也だ・池内博之だ・大杉漣だ、出演者の顔ぶれは、映画か民放のスペシャルドラマ級である。てか上川と大杉ってところで、あたかもテレ朝「遺留捜査」みたいで・・・ww
ちなみに、再現ドラマに力をいれたドキュメンタリーは、NHKではこれが初という印象もあるが、BBCとかでは割とあるスタイル。CSのヒストリーチャンネルやディスカバリーチャンネルを見てるひとなら、珍しくないのではないだろうか。

今後も、シリーズは、この調子でいくのだろうか・・・いや、こりゃ完全に大河よりもNスペである。たとえ春日局を演じるのが誰であろうと、2011年後半、NHKの顔は「未解決事件」で決まりだw

そんなじっくり取り組む「未解決事件」シリーズが、file:01として取り上げるのは、あの「グリコ・森永事件」。当時、自分は高校生であったろうか。「キツネ目の男」の似顔絵など、いろいろ印象深かったと思っていたのに、番組全体を通して、案外と知らなかったことがあったのだと、驚かされた。

ドラマ部で知る、犯人×警察×新聞の三つ巴。
当時の警察関係者に聞く捜査の実情・・・
(よくぞ答えてくださいました!>関係者に感謝!)
(てか答えさせるNHKがさすがというべきか)
「キツネ目の男」についても、あのように現場で捜査陣が肉薄していたとは知らなかった。なにより彼への職務質問の実施を巡っての現場と指揮上層部とのやりとり・・・!「まんま『踊る大捜査線』やん!」と声をあげた視聴者も多かったのではないだろうか!(恐らく、「踊る・・・」シリーズの、キャリア・ノンキャリの問題提起や「事件は現場で起こってるんだ」は、こういった警察への取材を踏まえて出てきているのではないのかな~??そういうのを踏まえてドラマ作りしてると思うんだけど)あるいは「相棒」のファンなら更に詠嘆を深くしたのではなかろうか・・・(指揮してんのサッチョーかよ、みたいなw)

これが「鬼平」なら、密偵が尾行をして、必ずやキツネ目の男のヤサをつきとめたことだろう・・・ふと、そんなことを考えてしまった。いや、マジな話、鬼平の捜査手法も、現行犯確保・一網打尽のように思える。だが、その前段階として、必ず犯人一味の規模をつきとめることに鬼平の火盗改めは腐心している。そこが把握できねば、網の大きさなど決めようがないではないか。

だが、当時の警察は、犯人像についても誤差があったようで・・・犯人グループの脅迫テープを、現代科学で分析するくだりは、驚愕を通り越して、恐怖を覚えた。荒事実行犯やキツネ目の男など、成人男性5人に、脅迫文を読んだ男の子ひとりと、30~40代の女性ひとりと思われていたのに、男の子は二人、さらに、女性も10代半ばの少女であったことが判明。
これが私には、底知れぬ恐ろしさを感じさせたのである。
事件からおよそ30年。彼らはそれぞれ30代と40代であろうという。
今の今まで、「自分はあのテープを読んだんだよ」そんな話が漏れてこないという事実。ガッチリと秘密は守られているという事実。それをどう解釈したらいいのだろうか。
彼らは、犯人の子供たちなのか?それとも、読むためだけに利用され、事後「片付けられて」しまったのだろうか・・・?
もし前者だとすると、まさしく「鬼平」世界を彷彿とさせる闇の住人である・・・

音声テープを現代科学で分析するという手法はさすがだが、ほかの捜査手法は用いられることはないのだろうか。たとえば、新聞各社に送りつけられた百数十通に及ぶ脅迫状を通じてプロファイリングすることは不可能なのだろうか? 自分としては、ある文章のなかでダイナマイトのことを「マイト」と表現していたことに、とても引っかかりを覚えている。あの当時、そんな表現は一般的なものでも、流行していたものでもない。流行だとすると、日活全盛期の、小林旭をマイトガイといっていた頃まで遡るのではなかろうか?
そのほかにも「けいさつの あほどもへ」と書き出して、すぐ次の文章で「おまえら、あほか」と「あほ」をすぐに繰り返し使っていることなども、あまり文章を書きなれてる者の手によるとは思えない。ある程度文章を書きなれてる者なら、違う言い回しを用いようとするはずである。
いずれにしても、これほど饒舌な犯人は見たことがない。そして、「喋りすぎれば」ボロがでるはずなのだ、普通は・・・。しかし、彼らは捕まらなかった。

彼らが菓子に混入した毒物・青酸ソーダにしてもそうだ。どういった人物なら、それに最も手を出しやすいだろうか。それを用いるということは、それが身近にあるからだ。選択しやすい環境にあるからだ。それとも、青酸ソーダは、ありふれた、誰もが手に取りうる代物だったろうか? およそ30年前、青酸ソーダは、そんなにもありふれた身近な存在だっただろうか・・・この事件以後、わたしたちの生活から遠ざけられたのだったろうか・・・さすがに、そういうところにまで、記憶がない。

いずれにしても、一年ちょいの狂騒を経て、事件は終息した。次の大事件がおき、メディアの関心も次へと移った・・・必死の捜査は続いているはずだった。しかし、犯人は闇に消え、時効を迎えたのだ・・・・・・。

その次の大事件というのが日航機墜落事件というのをみて、「ああ、『クライマーズ・ハイ』に繋がるのね・・・」と思ってしまったりw
ところで、この日航機に、犯人のターゲットだった企業の社長が乗っていたという話があって、グリコ・森永事件との関連を指摘するむきもあるそうな。

未解決事件・・・とてつもない犯罪なのに、解決されず、そのままになっている謎・・・このシリーズでは、そういう事件がいろいろ登場するのだろう。
NHKのサイトをみると、取り上げるのは次のような事件だそうだ。

3億円事件(1968年・s43)
・朝日新聞阪神支局襲撃事件(1987年・s62)
・警察庁長官狙撃事件(1995年・H7)
・八王子スーパー強盗事件(〃)
・世田谷一家殺害事件(2000年・H12)
・島根女子大生殺害事件(2009年・H21)

さらに、一応解決しているが、謎、未解明な部分が多い事件として、次のものが加わる。

・ロッキード事件(1976年・s51)
・オウム真理教関連事件(1995年・H7)

こうしてみると、あることに気がつかないだろうか。いわゆる未解決事件が、昭和末期から平成に入って、格段に増えているということに・・・。
シリーズ開幕のグリコ森永事件も、その昭和末期事件群に入る。
一応は解決している「酒鬼薔薇事件」に「女子高生コンクリート詰め事件」。それらだって、この期間に入る(平成だけど)・・・・・・

今回のシリーズ第一弾の感想をつづるブログをいろいろと拝見しているのだが、この事件を昭和のものと位置づける人がいることに違和感をもつ。
昭和とひとくちにいっても、六十有余の長きに渡る。その期間は明治に次ぐ。
その長い期間の出来事を、ただ単に「昭和的」ということはできないだろう。
昭和という時代のなかでも、いくつかの区分がなされるべきであろう。

たとえば、昭和開幕まもない頃は、大正の自由な気風が横溢していたし、
その後の、いわゆる太平洋戦争の頃は、まったく異なる、ガッチガチの社会である。
1925・S20の8月で、その空気はかわり、
戦後の混乱も、「3丁目の夕日」でおなじみになった昭和30年代に入ると、復興が安定へとかわり、
昭和40年代ともなると、いわゆる高度経済成長期で、戦後の繁栄が始まり、
昭和50年代になると、「もはや戦後ではない」西側世界でも稀な物質的繁栄が当たり前のものとなりつつあり、
1980年代に入る頃、昭和も後数年というその頃は、その豊かさも空前のもの、ついには未体験ゾーンであるバブル前夜である・・・

物質的・経済的豊かさは、人の心を確実に変えた。親の世代と子供の世代で価値観はガラリと変わったし(であるからこそ、上述した犯人グループの子供たちが、仮にその子として、親のいうことを守っているとしたら、驚きなのだ)、価値観の変化は、犯罪の質的変化にも結びついていく・・・

仮に経済的繁栄と、それに付随する人の価値観の変質が、犯罪の変化であり、それに対して捜査する側が変化に追いついていないとしよう。なるほど、未曽有の経済成長を受けて3億円事件がおこるのも無理はない。だが、それならば、もっと、この時代に未解決事件があっても不思議ではない。後の、昭和末期以降、現在にいたるまでの、未解決事件の頻発度は一体なんなのだろう。

(いや、3億円事件の頃も、未解決事件は実は多かったのかもしれない。強引に解決して、冤罪という別の問題を生んでいる、のかもしれない)

付け加えるならば、事件だけではないのだ。この期間に頻発したコトは。地震、毎年のように規模が拡大する台風被害etc.etc.、災害も目白押しだ。
天変地異だらけの時代、それが平成だ。

平安末期から鎌倉時代にかけて、日本は、稀に見る動乱の時代であった。
武士という、荒事をなす階級が誕生し、社会の主導権を握った時期であり、動乱となっても仕方がないのかもしれないが、実は、平安末期から、ほんとうに乱れていた。それを、仏教の教えに絡め、「末法の世」と呼んでいたが、

もしかすると、昭和末期から、平成という時代、20世紀末から21世紀の初頭にかけての日本は、「第二の末法の世」ともいうべきなのかもしれないなぁと思ったりする。

そして、シリーズ「未解決事件」とは、戦争とかそういう事例ではなく、事件によって、日本の現代史を俯瞰する、稀に見る歴史回廊になりそうな予感がある。

ことによると、わたし達は、このシリーズを直視できなくなるかもしれない。改めて、自分たちが、なんと恐ろしい時代に生まれてしまったのかを、つきつけられて・・・

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