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2012年5月 2日 (水)

忘れえぬ良作「Dear フランキー」

たまたま見たのだ。そうしたら、忘れられぬ一作となってしまった。

もう何年前になるか。
風呂上りにテレビをつけた。まだBSプレミアムがNHK衛星と言っていた頃だったと思う。
そうしたら映画をやっていた。
風呂上がりの身支度のお供のつもりでいたのに、しっかりと最後まで見てしまっていた。

そして、何年もたつのに、いまだ心から、その思い出が消えない。
優しく降る雨が、しっとりと大地を濡らし、葉を濡らしていったかのように
その映画は、私の心に残っている。

それが「Dear フランキー」だ。

過激なところなど欠片もない。はっきりいって地味な映画だ。
派手なことなど何一つ起こらない。

だが、きらきらしくデコーレーションされた洒落たケーキよりも
クリームもかかっていない武骨なホームメイドのお菓子が美味しいような
そんな印象の良作である。

さまざまな事情を抱えた大人たち、
それが、ひとりの子供を思いやってウソをつく。

その思いやりが、見ているこちらの胸をうつ。

そんな作品である。

ウソはいけないことだけど、
このウソならば、カル・ライトマンも咎めはすまい。
そんな、やさしいウソである。

見たのはだいぶ昔のことだけど、覚書として記しておこうと思う。
「Dear フランキー」。いつかまた観たい良作である。

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