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2012年8月27日 (月)

どうする?どうなる?どこまでやる?日韓の緊張

竹島問題にしても尖閣諸島にしても・・・どうして21世紀になって、突如、帝国主義時代に逆戻りしたような領土問題が蒸し返されてしまったのか(ーー;

先日、ネットで、あのKARAが、お国のマスコミから「独島は韓国の領土ですよね?」と何度も質問を畳み掛けられ、同国の勇ましい芸能人のごとく明確にYesと答えなかったため批判されているというニュースを見た。

複雑な気分になりましたよ・・・可哀想なKARA。
彼女たちが言いよどんだのには、本国と同様、日本でのファンのこと、一緒に仕事をした芸能人たちのことが脳裏をよぎったからだと思いたい。だとすれば、彼女たちがこのインタヴューのとき、言いよどんで即答しなかったことに私は感謝したい。日韓のいまのこの空気の中で、それは、ある意味、勇気のある行動だろう。

それにしても・・・この問題、どこで落着するんだろうか。

W杯日韓共同開催で、日本が韓国に試合を応援して、韓国人が日本を見直したというのがウソのように、両国の雰囲気は悪くなっていく。これ、そのうち、日本に滞在している韓国人が襲われるとか、韓国に旅行している韓流オバチャンたちが襲われるとかってことが起きたら、もうお終いだって思ったりもする。

え?落着なんかしないでいい、いけるとこまでいくさ、ですか?日韓なんてお終いで構わないさ、ですか?

それ、現実問題として、隣国関係としてはかなりまずいですよ。

なんというか・・・マジ、戦争になったりしないかと、私は最悪なことを危惧したりしている。

韓国の若い衆たちのように「勇ましい」こというのは、バカですよ。この場合「勇ましい」ってのは、まぁ戦争を辞さないってことだけど、そんなもん、いまの時代、負担でしかないですぞ。

そりゃ古代から近世あたりまで戦争は経済行為でありえた。だけど、現代においてはそうじゃない。ただただ破壊であり、資源の浪費だ。そして、国家や共同体における負担でしかない。戦争で破壊されたあとには、創造があるはずだ?それはWW2までのお話だ。20世紀後半の歴史で、戦後劇的に復興した国が日本以外にどこにある? アフリカもアラブも戦争して疲弊する国ばっかりだ。

そして今の日本は・・・平成に入ってから度重なる天災に、20年に及ぶ「失われた時代」、この国のどこに戦争をする余裕がある?

それだけに対外的な事案は慎重にならざるをえないのだ。もちろん、腰を低くしているばかりでは、舐められて付け込まれるばかりかもしれない。だが、舐められまいとして強く出て、失敗することもある。ほんとうに外交は難しい。

強く出て失敗するという点なら、韓国の対日の動きはまさしくそうだ。
韓国大統領の竹島上陸や、天皇への謝罪要求や、さらにはわが国からの親書不受理。どれをとっても稚拙としかいいようがない。それ、やって、あとはどうするの? まぁ、韓国としても、アメリカや中国相手にはやらないかもしれないが・・・

しかし、わが国のほうも似たり寄ったりかもしれない。内閣の要職についているひとが、いちいち韓国いち芸能人の行動にふれて、「今後は日本で活動できないかも」とか、そこまでいわなくても・・・同じ土俵に降りてどうする(><;

政治の動きにもまして気がかりなのは、両国民の感情。なんだかもう高ぶって高ぶって・・・韓流ファンの妻が、韓国をけなした夫と大喧嘩、なんてのは予想通りだったが、両方の国民が、過激に「勇ましい」方向を支持するようだと、マジで戦争もありえそうで怖い。

ところで、先週の土曜、「ニュースキャスター」で、韓国の竹島もとい独島教育のレポをみた。正直、恐れ入った。あの島にかける情熱では、完全に日本は韓国に負けているということを認めよう。もうしわけないが、私などが竹島の存在、そして、そこが領土紛争地であると知ったのは、40代近くになってからである。それに対し、韓国では、学校で「独島」という教科があり、それを教え、さらには「独島部」があってクラブ活動を展開しているという。ちょっと凄すぎる。そして、一番憂慮すべきだと思わされたのは、韓国にはこれら若い世代がみっちりと独島に対する熱い思いを抱いていて、三つ子の魂100まで、ではないが、おそらく生涯を通じて、それを維持するだろう。日本は、その韓国人を相手にしていかなくてはならないということなのだ。これは、なまなかなことではない。

それなのに、KARAは言いよどんでくれた。やはり、なかなかできることではない。

思うに、韓国には独島のために命を散らせといわれて散らせる若者は大勢いるだろう。しかし、わが国ではどうか。もし、両国の関係が最悪のところまで行きつき、フォークランド紛争のごときになったとして、果たして竹島のために血を流そう、命を散らそうという人はどれくらいいるんだろうか。

勿論、わが国は「紛争の解決手段として武力の行使は放棄」した国だ。だが・・・なんだか、今の日本国内の世論をみると、特にネットで渦巻く「勇ましい」言葉の数々をみると、この憲法をかえてしまいそうで怖い。

そして、果たして日韓で戦端が開かれて、はたしてあのフォークランド紛争のごとく、すっぱりと方が付くだろうか。少なくとも、あの問題が英とアルゼンチンの間で、尾を引いている、という気配はないが、日韓では・・・それこそ日韓戦争として長く戦争状態にならないとも限らない。一線を越えたら、韓国には積年の恨みがあるだろうし、日本も一度そういう状態になったら、なんといってもカミカゼと靖国の国だ。どういうことになるか・・・。

まぁ、そうなるまえに、アメリカが調停に動くかな。でも、向こうも国内政治で手一杯だろうから、かまってられないかねえ。そうなると、どこまで日韓がエスカレートするか。自力で鎮静化できるかどうか。

それにしても、本当にこの問題は厄介だ。本当なら、日韓はより緊密にならねばならぬ。北朝鮮による日本人拉致問題、あれの解決のために味方になってもらわねば困る国のはずなのだ。拉致問題の解決とひきかえだったら、竹島を韓国に譲ってもいいのじゃないか・・・そんなことが、つい口にでそうになる。だが、日本人同士でも、とてもそんなこと言えそうににない空気ができつつあるような気がするのだ。

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