もう少しやらせてみたい気が
ついに野田総理が解散を口にした。
「近いうち」という迷言をはいて、いつになるのかと思っていたら、ついに本日16日に解散である。
野田総理のホロスコープについては、彼が民主党党首に選出され、首相となったときに、ネットに数多くの占断がUPされている。今更、下手な星読みの私ごときが、それに付け加えることなどない。
それにしても、彼が首相となってからの数ヶ月のことを振り返りながら、このホロスコープを見ると、占星術というものへの感動が新たになる。やはり、星にはその人のの持ち味が如実に表れるのだな・・・と。
野田総理の太陽は牡牛座、月は水瓶座。どちらも不動宮で、そして10惑星のうち6惑星が不動宮に入っている。単に頑固というのではなく、周りに流されることなく、自分で納得しなければ動くことはない人だろうと思う。
そして目立つのが、金星と土星の180度。これ、財政に関する星周りだそうだ。
そういえば、彼はまず財務大臣として入閣したのであったし、今回の政権においても消費税ということをやり遂げた。そう、やり遂げたのである。永田町で、野党からも与党からも、どれほど不協和音が鳴り響こうとも、やり遂げたのである。
金星と土星、そして不動サインに集まる星たち。これだけのことがあると、野田総理のことを財務省の操り人形ではと見ることが私はできない。勿論、財務省からの働きかけは強かったに違いない。だが、野田総理にとって、そういうものも含めて、財務というのは「土星的」なものだったのではないだろうか。つまりは、逃れられないもの、直視しなければならないもの、極めてシリアスなもの、一言で言えば「現実」である。日本財政の建て直しというのは、野田総理にとって、果たさねばならない課題であったのだと思う。
野田総理の、10惑星の分類は、次のようなものである。
四大区分
地:3(水星・太陽・木星)
水:2(火星・海王星)
火:3(天王星・冥王星・土星)
風:2(月・金星)
3大区分
柔軟:3(金星・木星・土星)
不動:6(水星・太陽・天王星・冥王星・海王星・月)
活動:1(火星)
2大区分
男性:5(金星・天王星・冥王星・土星・月)
女性:5(水星・太陽・火星・木星・海王星)
3大区分で不動が突出しているほかは、極めてバランスがいいことがお分かりいただけるだろうか。
実をいえば、私が野田総理のホロスコープで一番興味を引かれたのは、
・月が水瓶座
・太陽と天王星がソフトアスペクト
の二点だった。
天王星は改革の星とされる。そして水瓶座の守護星である。この人は顕在化しているところは、現実主義者であろうが、無意識には改革の理想を持っていて、そして改革のエネルギーを受けている人物と解釈できるのではなかろうか。
生まれながらの財政の担い手のような星回り、そして堅実な良き改革者としての可能性。
赤字財政に喘ぎ、変わらねばならない日本にあって、これ以上適切な人材はいるのだろうか。彼は日本の今の歴史に必要なのではないか。そんなことを思ってしまうのである。
まだしばらく、彼を首相の座において、地に足の着いた改革を担わせてみたい・・・そんなことを思うのである。
さて、本日解散で、投票日まで、このクソ忙しい年の瀬に、わが国は選挙モードに突入する。しかし、本日の星の配置をみると、土星と天王星が150度を形成している。これはおよそ一ヶ月ほど続くという。
土星は、保守や伝統という古きものを象徴する星。
天王星は、改革、変えよう新しくしようという星。
150度は、ままならぬ、摩擦、妥協、そんな意味合いの角度である。
古いものを変えようと思っても『ままならぬ』ということか。
あるいは、変革を行おうにも、現実は『ままならぬ』か。
いずれにしても、この選挙モードを如実に表しているような星の配置である。
だとしても、国民たるもの、心して選挙に臨もうではないか。
【参考までに】
自民党の安倍さんの、惑星分類は、
地2水5火1風2、活動6不動3柔軟1、男性3女性7となり、
政治家として活動が多いことは悪くないのだが(それにしては先の総理の時代、そういう印象が無いが)、水が多いということは情緒的、女性が多いということは受身的というわけで、この人が胆力不足に見えてしまうのは、ここら辺の作用ではなかろうか。