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2013年2月 4日 (月)

今年の2月3日は日本文化のことを深めに考える特異日だったのかしら

3日は、節分であった。節分といえば恵方巻、というのも、当節すっかり定着したように思うが、はてなブックマークのほうで、この恵方巻についての或るツイートが注目されていた。

はてなブックマーク-渡邊芳之先生@ynabe39の「「恵方巻きなんて10年くらい前まで誰も食べていなかった」ということも言わないとみんな「日本の古き良き伝統」だとか思い始めるぞ

私は自分の体験からくる実感として、この方の仰っていることにほぼ賛成なんだけど、ブコメみてると、そういう人って少数派なのねw てか、この方の言い方に気になって反発してるというか。こういう論議は25年位前からあったというが、ほんとう~?と疑ってしまう。少なくとも自分が恵方巻と出会ったのは2000年。家族が仕事のつきあいで太巻きを買わされて、それで、その年の節分の夕食を作らずに済んだということで、当時つけていた旧ブログにしっかり書いてあった。その後、2005年の節分の記事にも「なんだかこの風習も定着してきたか?」なんてなことが書いてあったりして。いや~、日記、それもブログって簡単に検索できるから便利ですよねw それはさておき、

恵方巻のことでは最近裁判もあったそうだ。

恵方巻きの期限に関する司法判断 - Togetter

こんな裁判があったこと自体しらなかった!@@; なに?「招福巻事件」?そんなのあったんだ・・・

これによると、判決が出たのは、平成20年1月22日。(法律に詳しくない当方にはナニが争点なのかよくわからないんだけど)。この判決文の中で

昭和7年大阪鮓商組合後援会が得意先向けに作成した「巻寿司と福の神」と題するビラ)に花柳界で行われていた風習が一般に広まった旨の記載がある → 大阪鮓商組合後援会は昭和15年ころにも,これと同様の宣伝ビラを発行していた。

平成2年大阪府すし商環境衛生同業組合発行のビラに「江戸時代の末期若しくは明治の始め頃から大阪の中心地,船場が発祥地とされております。商売繁盛,無病息災,家内円満を願ったのが事の始りです。」と記載がある 

昭和52年ころ大阪海苔問屋協同組合が「幸運巻ずし」と銘打って節分に巻き寿司を丸かぶりすることを勧める宣伝活動を始めた。 → 同じころから関西厚焼工業組合も広範囲で同様の宣伝活動を行うように。

昭和62年ころには,関西厚焼工業組合の宣伝活動は,関西地方のみならず,岐阜,浜松,金沢,新潟等の各都市や九州地方にまで上記同様の宣伝ビラを送付していた。

というわけで、昭和7年には大阪のごく一部の世界の習いだったものが、商いに携わる様々な団体の「営業努力」によって、大阪一帯、その後、関西→西日本一帯と広まり、平成の世にあっては、日本全体にまで敷衍したのだ、ということのようだ。

花柳界っていうからねえ、そりゃ大阪でもごく一部ですわよ。私が聞いたことがあったのは、船場の習慣だったというものだったけど、これって、船場の旦那衆が可愛がっていたお姐さんたちの習いで、それを旦那衆が一緒に楽しんでたって事なのかしら!? にしても、商売繁盛を願うわりに、ちっとも平成の景気はよくならんなあ、と思ってたが、そうかなんか納得w

しかし、なんというか、昭和の頃には、どう商工組合ががんばっても全国レベルには至らなかったものが、どうして平成に入ってから、津々浦々にまで広がるまでブレイクしたのか、不思議だ・・・

恵方巻きという新参の風習で熱い議論が交わされるのなら、昨日のエントリで書いたような日本のお茶の飲み方の危機なんてことも、もっと注目されていいような気がするんだがなあ。しかし、お茶の話は、ブクマされてはいないようだ。

ところで、2月3日は、月が蠍座に入ったところだった。以前から、月が蠍座にあるときは、軽いとかおチャラけたようなのではなく、深刻さが適していて、物事を深く追求するのが吉だという話は知っていたが、それが、こういう方面に発揮されたのだろうかなあ。

蠍座そのものも、12星座8番目の星座ということで、8ハウス的な事柄に関心がいくようになっていたのかもしれない。8ハウス的なこと・・・遺伝、遺産、死を超えて受け継がれるもの、であるからして。

恵方巻きのお供は、やはりお茶だろう。そのお茶は、ペットボトルのお茶なのだろうか。その太巻きもまたコンビニで買ってきたものなのだろうか。それが、これからの日本の伝統、受け継がれるスタイルだとでもいうのだろうか。それでいいのだろうか。

そんなこと考えたって無駄じゃね?と仰るだろうか。いいじゃないか、月が蠍座にあるときは、そういうことを、つい深刻に考えるのに、うってつけの時なんだから。

そして、4日未明には、市川団十郎の死が伝えられる・・・

年末の勘三郎に続いて、この人まで!!! 歌舞伎、日本の誇る伝統芸能、遺伝、遺産、死を超えて受け継がれるもの・・・まさしく・・・

なんて日だ・・・・・・

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