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2013年3月16日 (土)

ドラマ「信長のシェフ」最終回

チープなのに目が離せなかったねえ・・・

私はやっぱり原作マンガのほうが好きなので、このドラマのチープさがちと癪に障ったのだけど、世間ではよくよく楽しい人が多いようで、視聴率もよかったようで。

まぁ、チープなのに目が離せなかったというのは、テレビドラマとして、そこそこ楽しかったということなのだろう。

最終回がWBCのために一週間延期になるなんておまけまで付いてw

原作のほうはまだまだ続くが、ドラマは、京都で謎めいた伝説のある祠から平成帰還のチャンスがあるという情報が、光秀からもたらされ、帝の御前試合のあと、迫り来る僧兵たちを信長様が切り伏せ、ケンとヨーコを夏が祠に向かわせるということに。

まぁ、このとってつけたような設定も、このドラマに相応しいような・・・

(それと、情報をもたらしたのが光秀というのもなかなか)

ところで、この回に登場した帝は誰が演じたのか。

この声から察するに森本レオなのか? 

ミッチーの信長さまは声が軽すぎだったり、
(ツイッターでミッチーの信長は最高だとか言ってる人がいるそうだが、何を言ってるんだ、日本劇映画史上最高の信長役者といえば高橋幸治さんに決まっておる。ミッチーはまだまだ。声が若いし顔はキレいだし、他にはまるキャラクターがあるんでない?)
カンニング竹山の家康は完全に失敗だと思ったが、要所要所で、面白いキャスティングだった。

将軍もよかったし、帝が森本レオさんだったのも面白かった。

光秀に稲垣のゴローちゃんというのもよかった。

しかし、なんといっても、キャストの白眉は、顕如の猿之助だなあ。

こんなチープな深夜ドラマに、当代猿之助が出るだなんて!

まぁ、マンガ「信長のシェフ」の着眼点の素晴らしさは、顕如の描き方だと思うのだ。

これまでに色々な信長モノを見てきたが、こんなにも存在感ある顕如をみた覚えがない。

俗に魔王信長という言い方があるが(第六天魔王信長)、この作品では、聖職者であるはずの顕如のほうがよっぽど魔王チックなところがある。勿論、それがいいのだが。

でも考えてみたら、あの信長を一番長く手古摺らせた御仁であるわけだし、となると、本来、信長モノでは、そこをじっくり描くべきなのかもしれない。だとすると、この「信長のシェフ」は日本のフィクションで初めて真っ当にそこに取り組んだ記念すべき作品なのかもしれない。

そして、その重大意義に、かくも素晴らしき役者をあてることによって、ドラマ制作側も応えたといえる。

さぁ、ドラマは終わったが、まだまだマンガのほうは続く(はず)。

新巻がいまから楽しみである。

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