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2013年4月 8日 (月)

サッチャーが死んだ

サッチャーが死んだ。速報が入った。

サッチャーって誰?て人も多いだろうが、《鉄の女》の異名は今も鮮やかな人は日本にも大勢いる。この訃報はなかなかの衝撃をもって日本人に受け止められたらしい。ましてや、彼女の生涯をもとにした映画も封切られたのはついこの間だ。主演のメリル・ストリープはアカデミー主演女優賞をとった。あれによって、サッチャーは日本でも新たに上書きされた観がある。それも、サッチャーは素晴らしい人、として。

だが、実際にところ、サッチャーは確かに《鉄の女》と異名をとるだけの存在ではあったが、彼女がイギリス社会に与えたインパクトは、ほんとうに途轍もないものがあり、彼女の荒療治によってイギリスは長年の英国病から脱したかもしれないが、その副作用によって損なわれたものがかなりあるというのは歴然とした事実である。

例えば、あのイギリスの人気料理人ジェイミー・オリバーが、イギリスの学校の給食があまりにひどいので改革にのりだしたことがある。予算が限られていて安い食材しか使えないがために、ジャンクフードばかりが学食で供されるというありさま・・・その予算が限られたのは、サッチャーの改革の結果であった事を知る人は少ない。

サッチャーのこの訃報を受けて、当のイギリス人は快哉を叫んでいるという。

ベン・メイブリーという人のツイートで知った。

流石、イギリス人。

日本人だったら、どんな悪党が死んでも、「死んだらシンミリ」だもんな。

さてさて、英国出身の有名人にはサッチャー嫌いの人が多いが、我が愛しのティム・ロスもサッチャー嫌いで有名である。90年代のインタヴューではよくサッチャーについてクソミソに言っていたものだし、例のメリル・ストリープの映画についても、「チャイルデュッシュ」と呟いただけだったそうだ。

そんなティム・ロスが、今度の訃報を受けて、どんなことを呟くかな。

それとも黙殺するだろうか。

[追記その1]
サッチャーの死を受けて、モリッシーのコメントが話題を呼んでいる
死んでなお批判するという姿勢。

[追記その2]
サッチャーの死を歓喜することについて、ジョン・ライドンがコメントしている。
生前の彼女とは敵だったが、彼女の死にまで敵対するつもりはない、という内容。
でも、日本人的な「死んだらシンミリ」からは程遠いw

[追記その3]
なんとなく。
「ビンラディンが死んだとき、快哉を叫ぶアメリカ人に違和感を感じたか?」
Noの人→今回「サッチャーが死んで快哉を叫ぶイギリス人に引いてる人」
Yesの人→今回「サッチャーが死んで快哉を叫ぶイギリス人に流石だと思う人」
なような気がする。

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